消費税・源泉徴収税別で依頼された際の見積書・請求書の書き方について
フリーランスでイラストの仕事をすることになりました。
消費税別・源泉徴収税別で単価10万円の仕事を受けた場合
見積書・請求書をどのように記載すれば良いのかがわかりません。
見積書は
イラスト 100,000万
消費税 10,000万
源泉税 10,210円
で手取り99,790円になるでしょうか。
それとも、手取り額が10万になるよう逆算して
イラスト 100,210円
消費税 10,021円
源泉税 10,231円
という見積になるのでしょうか?
自分なりに色々調べたところ、そもそも見積書に源泉税は記載しないという意見もあり何が正しいのかわからなくなってしまいました。
無知で申し訳ありませんが、ご教授いただけますと幸いです。
税理士の回答

回答します
契約が手取契約になっているのか、消費税額や源泉所得税額は別に計算することになっているのかによります。
契約書を取り交わしていない場合には、念のため相手方に確認されるとよろしいかと思います。
支払う側とすれば、手取計算の方が支払の手続きがしやすく、間違いは少なくなりますが、総額としては支払額(経費額)は増えることになりますので、トラブル防止のためにも確認されたほうがよろしいと思います。。
また、取引先が「個人」の場合、源泉徴収義務者でないこともありますので、その点だけは確認されることをお勧めいたします。

奥谷誠
おっしゃる通り、あまり見積書に源泉所得税が記載されているという事例はあまり見ませんが、間違いではありません。
単価10万円の仕事の見積もりも場合、通常はこれに消費税10%を加算して11万円となります。
実際に請求する段階では、報酬として法人などから受け取る際に源泉所得税を差し引いて、99,790円とします。
イラスト作成料・・・ 100,000
上記消費税 ・・・・・ 10,000
源泉所得税・・・・・△10,210
ご請求額 99,790
といった感じでしょうか。
源泉所得税は、一旦は売上先から税務署(国)に納められますが、これは質問者様の所得税の前払いとなりますので、質問者様の受取額の一部と考えて頂いていいと思います。
本投稿は、2022年02月03日 11時20分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。