扶養控除等異動申告書の回収義務について
お世話になっております。
会社で給与業務を担当している者です。
標題の件ご指導いただきたく、宜しくお願い申し上げます。
当社では、社員からの扶養情報変更について、オンライン申請をさせています。
税法上の扶養異動については、「税扶養あり」というチェックボックスから、
「税扶養なし」というチェックボックスにチェックを変えて申請すれば、
申請は完了する仕組みです。
マルフの回収はその都度行っていません。
システム上でマルフ申請画面が設定できればいいのですが、それができない仕様です。
期中の異動は、オンライン申請画面でのチェックボックス変更のみとし、
年末調整時には、改めて当年のマルフを提出させ、回収しています。
期中扶養異動に伴う給与処理の根拠は、上記オンライン申請の記録です。
当社の行っている処理では問題がありますでしょうか‥?
実務上は上記処理にて許容範囲となりますでしょうか?
大変お手数ですが、何卒ご指導のほど宜しくお願い申し上げます。
税理士の回答

丸山昌仁
回答します。
扶養控除申告書は、名前のとおり申告です。扶養控除の適用は、その申告に基づき行います。
このように扶養控除、配偶者控除などは申告に基づき認定するのですが、それには扶養する方の関係、収入、所得を表示させ、給与事務担当者が確認します。
このような書式のデータなら大丈夫です。
扶養控除の追認、否認も申告に基づき行いますので、最後は確定申告ということになります。
因みに、今、国税庁も年末調整書類の電子化を進めています。
場合によっては、税務署の源泉徴収担当へ確認されることをお勧めします。
丸山先生
ご指導ありがとうございます。
国税庁も電子化を進めているのですね。
当社で利用しているシステムでは、「税法上の扶養をする」、「税法上の扶養をしない」の
二択を、自身で選択できるようになっているため、マルフの書式とは異なりますが、
いいたいことは同じなので、期中はオンライン申請で受け付けようと思います。
本投稿は、2022年02月05日 15時11分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。