源泉徴収税と帳簿記入方法について
当方、フリーランスです。
源泉徴収税と、その帳簿記入に関する質問です。
この度、報酬として17万円をいただく予定なのですが、請求書についてクライアントに話したところ、 報酬¥170,000+源泉徴収税¥19,330 =¥189,330で請求書を作ってくれと言われました。
報酬から差っ引かれるなら分かるのですが、源泉徴収税分をなぜ先方がプラスにしているのかイマイチよく分かりません。
当方、やよいの白色申告にて帳簿をつけているのですが、この場合、売上¥189,330で記入するべきなのか、売上¥170,000で記載すべきなのか、どちらがよろしいのでしょうか?
また後者の場合、源泉徴収税分¥19,330は仮払金として記入したら良い、という意見を他サイトで頂いたのですが、その場合、やよいの白色申告では売上科目に「仮払金」を追加して記入することになるのでしょうか?
その場合、この仮払金に関する精算(もしくは修正)がその後必要になるのでしょうか?
そうであれば、その方法も教えていただきたいです。
税理士の回答

売上は189,330円で記帳することになります。
複式簿記で言うと仕訳は
(借方)売掛金 170,000 (貸方)売上高 189,333
(借方)仮払源泉税 19,333
となるので、売上は189,333円で記帳し、相手勘定が諸口でかまわないと思います。
確定申告書の一表の㊽の源泉徴収税額欄に、源泉徴収税額を記入すれば、精算されます。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/yoshiki/01/shinkokusho/pdf/r03/02.pdf
ご回答いただき誠にありがとうございます。
当方白色申告なため、複式簿記ではないのですが、その場合はシンプルに、
【売上】189,330円
で帳簿に記入し、後日クライアントから源泉徴収票を頂いたら、確定申告の際にその分の源泉徴収税額を該当欄に記入で精算が終了するという認識でお間違いないでしょうか?

おっしゃる通りです。そのようにすれば問題ありません。
誠にありがとうございます。
大変助かりました。
本投稿は、2022年08月10日 01時33分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。