海外企業でのインターンシップ(アルバイト)で給料をもらっている場合の源泉徴収と年末調整について
海外の企業でアルバイトの形態で仕事をしています。
本当は正社員雇用の予定だったのですが、コロナの影響でアルバイト形態で日本からリモートで働いています。
給料は日本の振込先で行ってもらています。
初めての年末調整でよくわからないのですが、源泉徴収は必要ですか?
後必要な書類等教えてください。
税理士の回答

回答します
海外の企業は、日本に支店などの「恒久的施設」がなく、かつ、給与は海外から直接支払われているという前提で説明します。
海外の企業は日本国内での給与などの支払いがないため、「源泉徴収義務者」にはならず、貴方の給与の源泉徴収はされていないと思われます。
そこで、貴方の給与の関しては、「年末調整」ではなく「確定申告」により所得税を納税することになります。
確定申告時に必要なもの(主要なもの)
① 所得金額の分かり資料
お尋ねの給与のみでしたら、年間の給与の額がわかるもの
② 各種控除の分かるもの
社会保険料控除は証明書は不要
生命保険料控除や損害保険料控除は
「保険料控除証明書」などが必要になります。
そのほか控除に関しては、それぞれ必要な書類が異なります。
③ マイナンバー及び身分証明書
マイナンバーカードの場合はそれのみ
住民票などの場合は + 運転免許証など
確定申告の作成は、国税庁HP掲載の「確定申告書コーナー」を活用すると簡単にできます。今年分は年明けにリリースされる予定と聞いています。
納付書は、所轄の税務署からお取り寄せください。
本投稿は、2020年12月04日 10時53分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。