年末調整について、納得ができないので教えて下さい。
社会保険加入をしているフリーターです。
年末調整の結果、9,786円追加徴収となりました。
追加徴収される原因が分からず納得ができないので教えて頂けますと幸いです。
自分なりに原因をインターネットで調べてみました。
出てきたものは大体、
◎年の途中で控除対象扶養親族が減った
◎年の途中で源泉控除対象配偶者を有さないこととなった
◎賞与が高額だった
等といったものばかりでしたが、どれも自分には当てはまりません。
ひとつ気になるのは、以下の事です。
自分は2020年7月に3年程勤めていたバイト先を辞め社会保険を抜けて、かけ持ちしていたもうひとつのバイト先で8月から社会保険に加入しました。
3年勤めていたバイト先では控除額の中に住民税も入っていたのですが、かけ持ちしていたバイト先では控除額の中に住民税が含まれておらず、今は税事務所から送られてきた請求書で支払っています。
その事は関係してきますか?
難しすぎてよく分からず、困っています。
どうして追加徴収されたのでしょうか。
ご回答、よろしくお願い致します。
税理士の回答

回答します
毎月の給与の支給額・源泉徴収税額などが分かりませんと明確な回答が出せません。
なお、「基礎控除申告書」の提出はされていますか。今年から「基礎控除申告書」の提出がない場合、48万円の基礎控除せずに「年末調整」されることになっています。
チェックする方法としては、「源泉徴収票」を確認して、源泉徴収税額に誤りがないことを確認したうえで、毎月の源泉徴収税額の集計と合致しているか確認するとよろしいかと思います。
前職(7月まで勤務した先)の給与の支給額・社会保険料の額・源泉徴収税額も摘要欄などに記載があるか確認もしてください。
毎月の源泉徴収額を算出する「税額表」は給与の支給金額や扶養人数が変動しないと仮定した場合として作成されているため、大幅な「徴収」や「還付」は算出されないようになっています。
前職に比べて現職の給与の支給額などが大きかった場合等は、不足税額(追徴税額)も発生する可能性があります。
なお、ご質問の住民税ですが、給与から控除された「住民税」は所得税の計算上、特に関連性はありません。
※「源泉徴収票」からの「源泉徴収税額」検算方法
「給与所得控除後の金額」-「所得控除の額の合計額」
= 課税給与所得金額
課税給与所得金額 × 税率 - 控除額= 算出所得税額
算出所得税額(年調所得税額)×102.1%=算出年税額(源泉徴収税額)
税率は、添付した資料の7枚目(P61)を参考にしてください
https://www.nta.go.jp/publication/pamph/gensen/nencho2020/pdf/56-62.pdf
ご回答ありがとうございます。
確認した所、辞めたバイト先から郵送してもらった源泉徴収票が入っていた封筒の中に基礎控除申告書も入っていました。
源泉徴収票だけしか提出していないので、これが原因で決定ですよね。
この場合は、自分で税務署へ行って申告すればよいのでしょうか…。

回答します
「基礎控除申告書」の提出は、7月に辞めたバイト先ではなく、現在お勤めのバイト先への提出なのですが、そちらには提出した覚えがありませんか。
また、現在お勤めの会社から「源泉徴収票」を頂いているのでしょうか。先の説明「源泉徴収票に前職の支払金額等」が記載されているかも含めてご確認ください。
なお、現在お勤めの会社において、年末調整の補正は「再年末調整」として1月中に行うことが可能です。
会社の担当者の方に、ご確認されてはいかがでしょうか。
そのうえで、会社では「再年末調整」は行わないようでしたら、確定申告により還付を受けるようにしてください。
ありがとうございます。
全てを含めて1度確認してみます。
大変助かりました。
ありがとうございました。

ベストアンサーをありがとうございます。
まずは、勤務先に確認されたほうがよろしいようですね。よろしくお願いいたします。
本投稿は、2020年12月17日 12時38分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。