分単位の欠勤控除について教えてください。
この度会社で賃金規定の見直しを行うことになりました。
今までは欠勤控除は日単位の計算式のみ記載していたのですが、分単位の場合はどのような計算式になるのでしょうか?
以前、退職した先輩が下記のように60進法を100進法に変換して計算しているのをみたことがあります。
(昔は100進法で表記されていたようです)
残業時間→5時間20分
分に変換→320分
320÷60=5.33333...
5.4←切り上げて、この数字を残業や欠勤控除の計算に使用していました。
この計算方法でも問題ありませんか?
また、割り増し賃金の計算では「基本給+役職手当」の金額で計算しておりましたが、欠勤時も同じように「基本色+役職手当」の金額で計算して良いものでしょうか?
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

豊嶋彩子
労働基準法には欠勤控除に関する規定が存在しないため、計算ルールは会社が任意に定めた方法で計算できますが、この計算方法は就業規則等に定めておく必要があります。
60進法を100進法に直して計算するのは、問題ないと思います。
時間を切り上げるかどうかは、特に決まりがあるわけではありませんが、労働者有利の立場になるなら、切り捨てたほうが良いかもしれません。
賃金控除においてどの手当を入れるのかは、会社の任意なので、就業規則等にきちんと定めてあれば、ご質問の金額で良いと思います。
ご回答いただき、ありがとうございます!
とてもモヤモヤしていたので安心いたしました。
ありがとうございます。
本投稿は、2022年04月06日 20時52分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。