経費仕訳方法について
以下のケースでの仕訳方法を教えていただきたく。
<前提> 事業用クレジットカードによる支払いを行い、計上は事業用口座
からの引き落とし時に実施。決済時での計上は行っていない。
<ケース>
10/8 クレジットカードにて航空チケットを購入 金額例 30,000円
(以下CC)
10/14 便を変更、その際追加料金が発生 金額例 1,000円
11/17 口座から 合計31,000円引き落とし (チケット代領収書は31,000円)
11月度CCの支払明細は、30,000円と1,000円が別々に記載されている
計上 11/17 借方 旅費交通費 30,000 貸方 普通預金 30,000
11/17 借方 旅費交通費 1,000 貸方 普通預金 1,000円
その後、日程が変更となり1 10/29にチケットをキャンセル、キャンセル料
3,000円が発生。
12月度CCの支払明細では、当初のチケット代がー30,000円、キャンセル料
として2,000円が記載されている。その他のCCによる決済金額と相殺される
形で、請求金額が計算されている。具体例で記すと以下の通り。
その他決済金額合計(複数アイテムあり) 80,000円
チケット代払い戻し金額 ー30,000円
キャンセル代 2,000円 請求金額合計 52,000円
チケット代 30,000+1,000-30,000+2,000=3,000
(キャンセル代の領収書は3,000円となっている)
以上のケースで、12月度CC引き落とし時での計上方法をお教えいただきたく。
最終的にはキャンセル料3,000円のみを計上することになると思いますが、
月がまたぐ形となってしまったチケット代(支払い分と返金相殺分)の
計上はどのようにすればいいのでしょうか。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

上記の30,000円のチケット代が年をまたぐ、ということであれば、
①年末に
(借方)未収入金 30,000 (貸方)旅費交通費 30,000
と旅費交通費を取り消しでおいて、
②1月の引き落とし時に
(借方)普通預金 30,000 (貸方)未収入金 30,000
(借方)旅費交通費 30,000 (貸方)普通預金 300,000
(借方)旅費交通費 2,000 (貸方)普通預金 2,000
などとすればよいかと思います。
こうすれば期間帰属の問題はクリアできるかと思われます。
回答ありがとうございます。
クレジットによる購入の計上は、過去から引き落とし日ベースで行っており、決済日ベース
では行っておりません。また、今回のケースは年またぎではなく11月、12月と月をまたぐ
ケースでございます。その前提であらためて内容を検討いただき仕訳方法を回答いただけると
たいへんありがたく。

上記の12月度のクレジットカードの引き落とし日が1月ではなく12月ということであれば、
12月の引き落とし日
(借方)旅費交通費 2,000 (貸方)普通預金 2,000
とすればよいかと思います。
貴殿は個人事業主であると思われるので、年をまたぐのであれば、最初の回答の処理が必要になりますが、月をまたいだからといって処理を変えなくても、確定申告上は同じ結果なので、月をまたぐことを気にしなくてもよいかと思われます。
再度のご回答ありがとうございます。
度々の質問で申し訳ございませんが、もう1点質問をさせていただきたく。
申し遅れましたが、私は個人事業主でございます。
最初の質問でご説明いたしましたが、11月に当初のチケット代、追加料金を
旅費交通費として計上しております。ご回答いただいた内容は、
1.11月での旅費交通費の計上は取消しする=計上しない
12月で返金、相殺されるため)
2.12月にキャンセル料だけを旅費交通費として計上する
という理解でよろしいでしょうか。
申し訳ございませんが、今一度お教えいただきたくお願いいたします。

2回目の回答は、11月17日の30,000円の仕訳および1,000円の仕訳はそのままにしておいて、12月の引き落とし時に2,000円追加で計上すれば足りる、という回答です。
貴殿は個人事業主であり、会計期間が1月~12月までなので、30,000円を11月に計上しても12月に計上しても、決算書上、結果は変わらないからです。
年をまたぐ場合には、最初の回答のように、いろいろ処理を工夫しなければならなくなります。
たいへんありがとうございました。ご教授いただいた内容をよく理解いたしました。
本投稿は、2022年11月21日 23時40分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。