子会社清算時のみなし配当時の仕訳
子会社清算時のみなし配当時の仕訳について教えてください。
親会社が40%出資している持分法適用子会社があります。
親会社のBSには出資金4,000が計上されていたとします。
この子会社の資本金は10,000で、利益剰余金が20,000あったとします。
この状況でこの子会社が清算します。
清算時に残余財産を分配する会計仕訳は次のような仕訳になるのでしょうか
(子会社)
利益剰余金20,000/現金 16,000
/預り源泉税4,000 (配当の源泉税20%とする)
預り源泉税4,000/現金4,000
(親会社)
※上記の40%が持ち分
現金 6,400/出資金4,000
源泉税1,600/利益剰余金4,000
このような仕訳でよいのでしょうか?親会社仕訳の利益剰余金はその他資本剰余金
の方が適切でしょうか?
よろしくお願いします。
税理士の回答
子会社の清算貸借対照表の借方・貸方が合いませんので回答不能です。
(借方)資産・現金20,000
(貸方)純資産・資本金10,000+利益剰余金20,000=30,000
借方の資産が10,000少ないためです。
コメントありがとうございます。
大変失礼しました。
現金が30,000残っていたとします。
(子会社)
利益剰余金30,000/現金 16,000←みなし配当20,000のうち源泉税除いた手取分
/預り源泉税4,000←みなし配当の源泉税 (源泉税20%とする)
/現金←資本金の戻し
預り源泉税4,000/現金4,000
(親会社)
※上記の40%が持ち分
現金 4,000/出資金4,000
現金 6,400/利益剰余金6,400←みなし配当分
源泉税1,600/利益剰余金1,600
このような仕訳でよいのでしょうか?親会社仕訳の利益剰余金はその他資本剰余金
の方が適切でしょうか?
追加質問でご記載の仕訳も貸借が合いませんので、源泉控除前の現金30,000、源泉預り金6,000で回答します。
(子会社)
資本金10,000、利益剰余金20,000/現金24,000、預り金6,000
(貴社)・・子会社が株式会社であれば関係会社株式とすべきですが、出資金で計上されているということなので、その科目で記載します。
現金9,600、仮払税金2,400/出資金4,000、関係会社清算益8,000
関係会社清算益がみなし配当です。
ありがとうございます。
みなし配当=残余財産分配額(=純資産)ー資本金なので今回の場合20,000がみなし配当となるので、
源泉税はその20%の8,000になると思ったのですが、それは間違いでしょうか?
資本金額も含めた金額が配当となり源泉税たいしょうとなるのでしょうか?
すみません。源泉は私の計算ミスです。ご記載の通りみなし配当に対する源泉です。
(子会社)
資本金10,000、利益剰余金20,000/現金26,000、預り金4,000
(貴社)
現金10,400、仮払税金1,600/出資金4,000、関係会社清算益8,000
です。
ありがとうございました。大変助かりました。
本投稿は、2023年01月29日 16時21分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。