PayPal口座にドルで入金された売上を日本の銀行口座に円で出金した場合の仕訳について
ドルの売上をPayPal経由で受け取る場合の、処理の仕方についてお尋ねします。
個人事業主で、ドルの売上を【 PayPal口座にドルで入金 → 日本のゆうちょ口座に円で入金 】という流れで受け取っています。
PayPal口座、ゆうちょ口座はともに事業用口座です。
次のような場合、どのように仕訳をすればよろしいでしょうか。
1)1月末日に100ドルの売上が発生した。
このときのレートは1ドル=100円であった。
2)2月15日にその売上100ドルがPayPal口座に入金された(ドルのまま)。
このときのレートは1ドル=110円であった。
3)3月1日にその100ドルをPayPal口座からゆうちょ口座に円で出金した。
このときのレートは1ドル=150円であった。( → 15,000円が入金された)
(1)の売上発生時には1ドル=100円で円換算した売上10,000円を売掛金として計上するのだと思うのですが、その後の処理がわかりません。
(2)のタイミングでPayPal口座に11,000円が入金されたものとし、売掛金(10,000円)の消込と為替差益(1,000円)の計上をするのでしょうか。
(3)のタイミングでも為替差益が生じているように思いますが、ここでも「為替差益 4,000円」とするのでしょうか。
長くなってしまい申し訳ございませんが、ご教授いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

仕訳の一例は下記のとおりです。
(1)1月末日
(借方)売掛金 10,000 (貸方)売上高 10,000
(2)2月15日
(借方)預け金 11,000 (貸方)売掛金 10,000
(貸方)為替差益 1,000
ペイペイを預け金勘定を用いて処理するとこのようになります。
(3)3月1日
(借方)普通預金 15,000 (貸方)預け金 11,000
(貸方)為替差益 4,000
したがって、為替差損益の計上は、おっしゃる通りになります。
仕訳も詳しく教えてくださりありがとうございました。
疑問が解決しました。ありがとうございます。
本投稿は、2023年02月27日 22時13分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。