個人事業主が新たにマイクロ法人を立ち上げられるかどうかについて
主人が個人事業主でフォトグラファーをしており妻の私が経理を担当しています。撮影の際に、撮影アシスタントやヘアメイクの手配も依頼されることが多くあります。以前はクライアントが別会社に依頼し手配していたのですが、最近はめんどうなのか、その手配もこちらにまわってきています。撮影以外の仕事なのと、やり取りも多い割に利益がないため、いっそのことその作業をマイクロ法人として別会社として立ち上げれないかなと考えています。現在の仕訳処理としては売掛金にして外注費処理をしています。(立替金でも大丈夫なのかなとも思いますがどうなんでしょう?)インボイスも始まり、利益のない売掛金に対してうちが消費税を収めるのもなんだか変だなと思い、、、
マイクロ法人として分社化できそうかご教授いただけたらと思います。
税理士の回答
法人を設立することは可能ですが、同じ業務を個人から法人に移すだけでメリットがあるのか不明ですし、複式簿記の知識があれば決算を組むことは可能と思いますが、法人税申告は所得税の確定申告とは比べ物にならないほどの申告書の量と専門的知識が必要になりますから、これをご自身でしようとすれば勉強と実務にかなりの時間が取られることになると思います。
法人税申告書の国税庁サイトを以下にリンクしますが、これだけの申告書類があります。必ず提出しなければいけないものと申告内容によって選択しなければいけないものがあります。
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/hojin/shinkoku/itiran2023/01.htm
尤も、ご質問のような内容は個別具体的に検討しなければ答えが出ませんので、ネットの無料相談で十分な回答を得ることはできないでしょう。
返信ありがとうございます。マイクロ法人を設立することで、分社化による節税や厚生年金に入れたりするのが利点かなと思っています。リンクもありがとうございます。現在マネーフォワード を使用しているので、そこで法人設立をしようかなと思っていましたが、おっしゃられるように大変な作業ですね。検討する場合は税理士さんに個別に相談しようと思います。丁寧に返信ありがとうございました。
本投稿は、2023年12月21日 11時31分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。