個人事業主での委託販売、ポップアップの出店(委託)の仕訳について
色々調べてもわからず、質問させていただきます。
商品を委託販売しており、月末に「売れた商品」、「売上額」、「委託手数料(売上の30%)」、「振込額」の連絡をいただき、同日普通預金に入金されています。
この場合の仕訳について教えていただければと思います。
例えば、
1月の売上額 30,000円、委託手数料9,000円、振込額21,000円の場合
(貸方)普通預金21,000円、支払い手数料9,000円
(借方)売上30,000円
上記のような仕訳でよいのでしょうか。
積送品などの勘定科目を使った仕訳が必要になるのでしょうか。
また、ポップアップの出店を委託する場合もあり、その際も上記のような仕訳でよいのかと悩んでいます。
どうぞよろしくお願いいたします。
税理士の回答

三嶋政美
結論から申し上げますと、基本的には売上30,000円、手数料9,000円、入金額21,000円の仕訳で問題ありません。
仕訳の形としては、
(借方)
普通預金 21,000円(実際の入金額)
支払手数料 9,000円(委託販売の手数料)
(貸方)
売上 30,000円(販売実績として計上)
これでOK。積送品の勘定は不要です。なぜなら、**委託販売は原則として「販売時に売上計上」**するのが一般的だからです。
ポップアップの出店を委託する場合も、基本的には同じ考え方で処理できます。販売委託手数料として費用計上し、実際の入金額との差額を明確にする形をとればOKです。
ただし、取引先の契約形態によっては「売上が確定するタイミング」が異なる可能性があるので、その点は契約内容を確認した方がよいです。
本投稿は、2025年02月14日 09時25分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。