未確認の処理について
中身や勘定科目が不明の取引を決算時に上手に処理するとこはできますか?
税理士の回答
中身や勘定科目が不明の取引を決算時に上手に処理するとこはできますか?
どのようにうまく処理しても、
申告書には、不明金を明示します。
よろしくお願いいたします。
三嶋政美
一定の範囲で「暫定処理」は可能ですが、万能ではありません。
決算時点で取引内容や勘定科目が不明なものについては、「仮払金」「仮受金」「未払金」「未収入金」などの経過勘定を用いて一時的に整理する方法があります。これにより、財務諸表の整合性を保ったうえで決算自体は行えます。
ただし、これらはあくまで置き場所にすぎず、翌期以降に内容が判明した時点で必ず適切な勘定科目へ振替処理を行う必要があります。処理が長期間滞留すると、税務調査において費用性や損金算入時期を否認されるリスクが高まります。
特に、売上・役員関連・高額取引については仮勘定での放置は避けるべきです。
本投稿は、2025年11月26日 18時12分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







