事業を開始したばかりですが現金出納帳が赤字になる
先月会社を設立しました。
現金出納帳を作成していますが、赤字になります。事業用費用と個人費用がごちゃ混ぜになったのかと思います。
出納長の前日繰越は0となるのでしょうか?
また、赤字にならないように実際に事業主借をしていますが、まとめて10万円なら10万円を入金する形で良いのでしょうか?この場合、事業主と会社で貸借取引の確証(請求書や領収書)みたいなのは必要ですか?
さらに、事業主の10万円の出どころの証明は必要なのでしょうか?はっきりいうとタンス預金です。よろしくお願い申し上げます。
税理士の回答
現金出納帳がマイナス残というのは現実的にはあり得ない状況ですので、マイナスになる前に「社長からの借入金」という形で入金処理することが望ましいです。
また、細かい話になりますが、既に会社になっておられるということですので、「事業主借」よりは「借入金(社長)」の方が宜しいかと思います。
社長からの借入金が10万円程度であれば、借用書等は省略しても問題ないと考えます。
しかし、金額が例えば100万単位で貸し借りするような場合には、金銭消費貸借契約書を作成しておかれた方が宜しいと思います。
最後に、資金の出処ですが、借入金の年間合計が多額となりますと、税務署の方でも資金の出処を気にすることも考えられます。タンス預金のお金について説明が可能であれば宜しいですが、そうでない場合には個人名義の預金から出金して会社に入れるようにした方が良いと思います。
宜しくお願いします。
服部先生、ありがとうございます。
借入金(社長)は、8万円程度です。が、出どころは親及び私のタンス預金になります。
なお、マイナス残になる前にということで、その都度、借入金を入れた方が良いのでしょうか?
それとも、会社設立当初に借入金(社長)として、10万円くらいまとめて借り入れた形にした方がよろしいでしょうか?赤字になる金額は、10万円くらいです。今後は、注意します。ご指導をお願いします。
本投稿は、2015年09月19日 10時08分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。