指定商品券の仕訳
ご教授の程宜しくお願いいたします。
特定地区のみで使える指定商品券(例:1,000円で1,200円分買える等お得なもの)で支払われる
①売上の仕訳は、
「貯蔵品/収入→現金換金時に現金/貯蔵品」と
「未収入金/収入→現金換金時に現金/未収入金」の
どちらが望ましいでしょうか。一旦指定商品券は自社に顧客からの支払いとして受け取り指定換金所で後日現金と換金する流れです。
②また、指定商品券を受け取った時点で収入の消費税区分は対価性の有るものの販売なので課税で宜しいでしょうか。
税理士の回答

花澤洋
商品券を売上対価として受け取った場合ですが、商品券の受け取りを表す勘定科目は、「この科目でなければならない」という科目は、存在しないかと思います。ですので、経理として把握しやすい科目を使用していれば問題ないかと思います。
個人的な好みでは、貯蔵品の方がわかりやすいかもしれません。
また、面倒でなければ「商品券」という科目を設けて、それを使用してもよいかと思います。
収入ですが、おっしゃる通り消費税は、課税で処理していただいて、大丈夫です。

経理の管理上換金性のあるものということがわかる勘定であれば特段指定はないと思いますので「商品券」勘定などがよろしいかと思います。
また、取引自体は消費税の課税要件を満たすものと考えられますので、課税売上で結構かと思われます。
どうも有り難うございます。
換金性のあるものの勘定科目ですと、未収入金はむしろ適切ではないと考えた方が妥当でしょうか。または結果的に商品券は現金と交換されるので未収入金勘定でも許容範囲内と考えられますでしょうか。

未収金ですと感覚的な問題ですが、債権という分類なので、商品券そのものがなじまないというくらいです。特段適切ではないという強めのニュアンスではなく、個人的な感覚の問題としてご理解ください。また、決算内訳書に記載する際にも、未収入金の内訳として書くときに、その点を考えると少しどうかなというところもあります。
くどくど書いてしまいましたが、投稿者の方の感覚として違和感ないようでしたら、未収入金での管理もありかと思います。

花澤洋
商品券の受け払い(残高等の管理)が、確実にできるのであれば、未収入金の勘定科目で大丈夫かと思います。
理解致しました。
丁寧な回答をして頂き感謝申し上げます。
本投稿は、2019年07月18日 11時12分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。