パスポート更新
お世話になっております。
個人事業を営んでいるものです。
近く、仕事で海外出張へ行くためパスポートの更新を行う予定ですが、
更新手数料は経費に計上できるのでしょうか。
また、仮に経費計上できる場合、
10年有効のものにする予定ですので、将来的にプライベートで海外へ行く可能性もあり、費用按分をどのようにしたらよいか悩んでおります。
税理士の回答

仕事上必要な海外出張であれば、パスポートの取得・更新費用を必要経費にして問題ないと思われます。というのは、パスポートがなければ海外出張ができないので、文字通りの「必要経費」に該当するからです。これは、プライベートの海外旅行をしていたとしても結論は変わりません。
注意点は、その海外出張が仕事上必要であることを第三者(税務署)でも納得できるように資料を揃えることです。いつ、出張先で何の仕事をしたのか、写真などの証拠資料が充実しているほど否認されにくくなります。そしてこれらの資料は同時に、その海外出張の旅費自体が必要経費になるという根拠を兼ねます。
パスポートの有効期限は5年か10年で選べますが、数年にわたって何度も海外出張することが想定されるのなら、有効期間10年を選ぶことに合理性があると言えるので、更新費用の全額を必要経費としてよいと考えられます。
今里様
ご連絡ありがとうございます。
証拠となる写真などは問題なく用意できるかと思います。
ただし、10年間のうちに仕事だけでなくプライベートでも海外に行く可能性がありますが、更新費用の全額を経費計上して良いのでしょうか。

繰り返しますが、「プライベートの海外旅行をしていたとしても結論は変わりません」とお答えした通りです。
今里様
お世話になっております。
ありがとうございました。
本投稿は、2019年08月19日 17時51分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。