不動産購入した時の仕訳について
不動産を購入した際の経理について教えてください。
例えば
11/1
現金で手付金を300万支払いました
11/10
振込で残代金を2700万支払いました。
現金で仲介手数料を50万払いました。
現金で司法書士手数料を10万支払いました
現金で登記費用を30万支払いました。
この場合どの様にな仕訳になりますでしょうか?
宜しくお願いします。
税理士の回答
土地か建物かがわかりませんので、以下の仕訳を参考にしてください。
11/1
前渡金300万/現金300万
11/10
①残代金
土地・建物3,000万(それぞれの売買価額です)/現金2,700万・前渡金300万
②仲介手数料(取得価額に含みます。)
土地・建物50万(土地建物両方あれば①の売買価額で按分します)/現金50万
③司法書士手数料(取得価額としても費用としてもどちらでも良いです。)
取得価額に含める場合
土地・建物10万(②と同様に按分します)/現金10万
費用とする場合
支払手数料又は支払報酬料10万/現金10万
④登記費用とは登録免許税のことでしょうか?そうであれば③と同様に取得価額に含めても費用にしてもどちらでも良いです。
取得価額に含める場合
土地・建物30万(②③と同様按分します)/現金30万
費用とする場合
租税公課30万/現金30万
なお、未経過分の固定資産税を精算したときは取得価額に含めます。
前田先生、
大変為になりました。
解りやすい説明有難う御座いました。
すみません。
これは土地建物という青色のタックシールでページそれとも赤色のタックシールのどちらでページをつくるんでしょうか?また土地と建物で別々にページを作りますか?以下の処理は合ってますか?
ご教示宜しくお願いします。
例えば土地1800万建物1200万だったとして
11/1現金出納帳 土地前渡金180万→赤色タックシールの前渡金 土地前渡金180万
現金出納帳 建物前渡金120万→赤色タックシールの前渡金 建物前渡金120万
11/10現金 土地1620万→赤色タックシールの土地建物 土地1620万
現金 建物1080万→赤色タックシールの土地建物 建物1080万
赤色タックシールの前渡金 土地前渡金180万→赤色タックシールの土地建物 土地前渡金180万
赤色タックシールの前渡金 建物前渡金120万→赤色タックシールの土地建物 建物前渡金120万
現金出納帳 仲介手数料土地30万→赤色タックシールの土地建物 仲介手数料土地30万
現金出納帳 仲介手数料建物20万→赤色タックシールの土地建物 仲介手数料建物20万
現金出納帳 土地司法書士手数料6万→青色タックシールの支払い手数料 土地司法書士手数料6万
現金出納帳 建物司法書士手数料建物4万
→青色タックシールの支払い手数料 建物司法書士手数料4万
現金出納帳 土地登録免許税18万→青色タックシールの租税公課 土地登録免許税18万
現金出納帳 建物登録免許税12万→青色タックシールの租税公課 建物登録免許税12万
11/10 赤色タックシールの土地建物 土地1830万(1620万、180万、30万)
赤色タックシールの土地建物 建物1220万(1080万、120万、20万)
12/31 赤色タックシールの土地建物 土地1830万(土地は減価償却しない)
→赤色タックシールの元入金 土地1830万
赤色タックシールの土地建物 建物1220万-建物本年償却分
→赤色タックシールの元入金 (建物1220万-建物本年償却費)額
赤色タックシールの土地建物 建物本年償却費→青色タックシールの減価償却費 建物本年償却費
これで合ってますか?
申し訳ありませんが、タックシールというのがわかりません。
税務に直接関係しないことのように思います。
資産になる項目のページには赤いタックシールで目次のようにして、経費や現金出納帳や預金出納帳の様な物には青いシールの目次を作りすぐにページを開きやすくするのは決まりではないんですか?
そのまま経費になるもの、資産項目に行ってから経費にする物の理解がしやすくなると思いこういった書き方をしました。宜しくお願いします。
会計ソフトの操作や管理上の問題ではないでしょうか。
会計や税務上はそのような決まりはございません。
年末のお忙しいだろう時期にわざわざ時間を割いてくださりありがとうございました。
本投稿は、2019年11月17日 20時54分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。