役員・従業員による経費の立替処理について
会社等の経費を役員・従業員が現金や個人のクレジットカードで支払った場合は、
小口現金制度のもと、小口現金勘定で処理をするのが正しいとは思うのですが、
事務処理の簡素化という見地から、小口現金制度を導入せずに、
実態・実質が経費の立替という意味で
「立替金」という科目で下記処理をしてまいりました。
領収書が出てきた場合
例)消耗品〇〇〇 立替金〇〇〇
月末に清算した場合
例)立替金〇〇〇 普通預金〇〇〇
この場合、経費立替金勘定を新たに設定し、
処理をするという方法があると伺ったのですが
そのように処理した方が良いでしょうか?
その場合、
仕訳は上記の立替金が経費立替金となるだけで同じ処理で大丈夫でしょうか?
税理士の回答

こんにちは。
勘定科目は御社の実情に合ったもので大丈夫です。そのため、経費立替金勘定という科目でも問題なく、仕訳は立替金が経費立替金となるだけで同じ処理になります。
ご留意事項としては、一般的に立替金(おそらく経費立替金勘定も)は貸借対照表で資産計上になる勘定科目であるため、月末に精算しなかった場合、貸借対照表で立替金勘定がマイナス表示される可能性が生じます。そのため、立替金ではなく未払費用など負債計上となる勘定科目を使うのはいかがでしょうか。
お役に立つことができれば幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございます。
法人カードでの支払いを決済日までは「未払金」
給与に発生する社会保険等の従業員負担分を「預り金」
会社負担分を「未払費用」としていますので
一応、毎月清算をするので、
雑費の勘定科目のカテゴリーに「経費立替金」を作り仕訳作業をしていますが
総勘定元帳で経費立替金を確認すると、清算した部分はゼロになるのですが
推移表の損益計算書の一覧では
販売費及び一般管理費合計では経費立替金の欄が
清算した月に-130,000となり
翌月に130,000と、なってしまうのですが
何かとてつもない間違いをしているような気がしてなりません…
月次決算の販管費内訳書には
処理後に乗ってくる事はないのですが…

こんにちは。
ご返信いただきましてありがとうございます。
雑費の勘定科目のカテゴリーに「経費立替金」があるということは、「経費立替金」は損益計算書科目でしょうか。
「経費立替金」勘定について、領収書が出てきた場合、月末に精算した場合の仕訳をそれぞれお教えいただければ、検証させていただくことが可能です。いかがでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。
本投稿は、2020年02月19日 16時44分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。