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確定申告での不動産賃貸に関する経費について

不動産賃貸業を昨年2019年に始めようと考え、個人事業主として開業し青色申告を提出しました。そして、賃貸用の戸建て物件を新築で建てました。
2019年は収入として0なのですが、確定申告をして経費を繰り越したいと思っています。
ここでわからないことがいくつかあります。

着工金は6月に、中間金は9月に支払ったのですが、工事が予定より遅く、最終金は今年の1月10日、鍵の引き渡しは1月17日でした。
建物の登記は1月10日でした。
この場合、物件の購入は着工金から合算して今年の経費として計上したらよいのでしょうか。

また、火災保険は、10年一括で昨年12月20日の契約日になっています、支払いは今年ですが、これは昨年の経費となるのでしょうか。

さらに、エアコンは購入が12月15日なのですが、取り付けが1月25日、支払いが27日です。これも昨年度の経費となりますでしょうか。

税理士の回答

不動産賃貸業の開業日は、賃借人の募集を開始したときとすべきだと思います。
募集が昨年であれば、開業までに支出した費用は減価償却資産を除き開業費になりますが、募集がされていないのであれば、令和2年分から損益が発生することになると思います。

ご返答ありがとうございます。管理会社から12月には募集をかけてもらっていたので、12月24日の日付を開業日にしていました。ただ、工務店の処理が遅く、結局今年に最終金、引き渡しとなってしまいました。支払い自体は今年でも昨年度に確定していたものなので、昨年分として計上する形でよいのでしょうか。
令和2年からの損益からとなれば、昨年の支出は開業日にも減価償却費にも当てはまらないという理解でよろしいでしょうか。

賃借人の募集は昨年末ということですので、収益が発生することはないですね。実際に賃貸料収入が入るのは何月からでしょうか。
一般的な会計原則として、費用収益対応の原則というものがあって、収益が発生していないのにあえて去年の支出にしなくても、令和2年分の開業と整理して、それまでの支出を開業費とされてはいかがでしょうか。

建設的なアドバイスをありがとうございます。今現在も入居募集をしているので、収入が入るのは早くて3月中旬になりそうです。これまでの支出を開業費としてまとめることができるなら、令和2年からの損益として計上する方向でいきたいと思います。ありがとうございます。

本投稿は、2020年02月24日 23時31分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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