遠方のコワーキングスペース利用時の交通費と利用料金は、経費にできますか?
フリーランスで仕事をしております。
執筆と動画制作がメインの仕事で
自宅でも作業しますが、
それ以外にも、2畳程度の作業部屋と、
コワーキングスペースを借りております
(↑同じ会社が運営しているスペースで、
請求は、まとめて同社よりされます。)
基本、一人での孤独な作業のため
毎日同じ場所で仕事をしていると
精神的に参ってしまいそうになるため
集中力アップと健康維持のため
あえて移動するようにしております。
もちろん人とあって打ち合わせをする場合も
2畳の部屋や自宅では困難なため、そういう利用も稀にあります。
近隣のコワーキングスペースはバスで一本出いける距離で
こちらは週に数回利用。
月に1〜2度は、遠方のコワーキングスペースを利用することもあります。
遠くても、電車で1時間程度・
金額で、1回往復1000円前後です。
私としましては、時折移動を混ぜることで
集中力が段違いなので
必要があってそうしているのですが、
別に、同じ場所にずっと閉じこもって仕事できるだろ?
不要な移動じゃないのか?と言われてしまえば
そういう考え方もあるのは理解できます。
そのような訳で、この交通費を、
経費として計上して良いものかどうか迷っております。
アドバイスいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします
税理士の回答

行方康洋
2畳程度の作業部屋とコワーキングスペースを事業で利用されている場合は、交通費を必要経費として計上してもよろしいかと思います。
ただ、健康維持のための移動ではなく、その場所で仕事をするということが前提になりますので、2畳程度の作業部屋とコワーキングスペースを事業で利用している実績が必要になります。
お忙しいところご回答有り難うございます。
「2畳程度の作業部屋」とは別に
時折、集中力アップのために
遠方のコワーキングスペースに出向いて仕事しており
そちらへの交通費も経費として計上していいかどうか、
という相談なのですが、
この場合はいががでございましょうか?

行方康洋
コーワーキングスペースの利用及びその場所へ行くための交通費が事業にとって必要かどうかで、必要経費に含めることの可否を判定します。例えば、遠方のコーワーキングスペースでの作業のみではなく、同業者等との情報交換も含めて出向く場合など、事業に当たっての必要性を説明できれば、交通費を必要経費として含めることはできると思います。
早速のご回答ありがとうございます。
「遠方のコーワーキングスペースでの作業のみではなく」
=なるほど。ではやはり、単純に作業をしに行っただけであれば
【事業にあたっての必要性を説明する】理由にはやや弱い
ということですね。
理解いたしました。
ありがとうございました。
本投稿は、2020年04月11日 16時09分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。