税理士ドットコム - [計上]自社利用ソフトウェア発注の仕訳について - 未完成ということですので、支払い時には借方:ソ...
  1. 税理士ドットコム
  2. 経理・決算
  3. 計上
  4. 自社利用ソフトウェア発注の仕訳について

計上

 投稿

自社利用ソフトウェア発注の仕訳について

個人事業としてソフトウェア開発を営んでいます。
自社利用目的でソフトウェアの開発を外部(個人)へ発注しました。
未完成ですが、報酬として10万円を支払いました。

この場合、10万円の適切な仕訳を教えてください。

私なりに調べた結果は以下の仕訳です。
(耐用年数5年)

<支払い発生>
ソフトウェア 100,000円 現金 100,110円
支払手数料 110円

<年末決算処理>
減価償却費 20,000円 ソフトウェア 20,000円

税理士の回答

未完成ということですので、
支払い時には
借方:ソフトウェア仮勘定100,000円 貸方:現金 100,110円
借方:支払手数料110円
という仕訳になります。

ソフトウェア完成時にそれまでの支払総額を
借方:ソフトウェア 貸方:ソフトウェア仮勘定
という仕訳でソフトウェアに計上します。

その後ソフトウェアを使用し始めてから減価償却を始めます。

よろしくお願いいたします。

支払時には未完成なので、以下の仕訳となります。

①支払時(未完成)
ソフトウェア仮勘定 100,000円 / 現金 100,110円
支払手数料 110円

そして、ソフトが完成して引渡された際に、以下の仕訳を行います。

②完成・引渡時
ソフトウェア 100,000円 / ソフトウェア仮勘定 100,000円


決算時には、使用した月数に応じて減価償却を行います。

③年末決算処理
減価償却費●●● / ソフトウェア●●● ※

※ ●●●=100,000×0.2×■か月/12か月
  
  ■:使用月数

多田先生
ご教授ありがとうございます。
未完成の場合は、支払い、完成、減価償却と3段階で仕訳をする必要があると理解しました。
ありがとうございます。

小林先生
ご教授ありがとうございます。
減価償却費の算出、勉強になります。ありがとうございます。

本投稿は、2020年07月13日 19時46分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

この相談に近い税務相談

計上に関する相談一覧

分野

人気のエリアの税理士事務所

計上に関する他のハウツー記事を見る

みんなの税務相談

税理士の無料紹介サービス

プロが税理士を無料でご紹介いたします

  • 相談無料
  • 全国対応
  • 24時間受付
税理士紹介サービスの詳細はこちら
累計 相談数
158,452
直近30日 相談数
708
直近30日 税理士回答数
1,426