自社利用ソフトウェア発注の仕訳について
個人事業としてソフトウェア開発を営んでいます。
自社利用目的でソフトウェアの開発を外部(個人)へ発注しました。
未完成ですが、報酬として10万円を支払いました。
この場合、10万円の適切な仕訳を教えてください。
私なりに調べた結果は以下の仕訳です。
(耐用年数5年)
<支払い発生>
ソフトウェア 100,000円 現金 100,110円
支払手数料 110円
<年末決算処理>
減価償却費 20,000円 ソフトウェア 20,000円
税理士の回答

未完成ということですので、
支払い時には
借方:ソフトウェア仮勘定100,000円 貸方:現金 100,110円
借方:支払手数料110円
という仕訳になります。
ソフトウェア完成時にそれまでの支払総額を
借方:ソフトウェア 貸方:ソフトウェア仮勘定
という仕訳でソフトウェアに計上します。
その後ソフトウェアを使用し始めてから減価償却を始めます。
よろしくお願いいたします。

支払時には未完成なので、以下の仕訳となります。
①支払時(未完成)
ソフトウェア仮勘定 100,000円 / 現金 100,110円
支払手数料 110円
そして、ソフトが完成して引渡された際に、以下の仕訳を行います。
②完成・引渡時
ソフトウェア 100,000円 / ソフトウェア仮勘定 100,000円
決算時には、使用した月数に応じて減価償却を行います。
③年末決算処理
減価償却費●●● / ソフトウェア●●● ※
※ ●●●=100,000×0.2×■か月/12か月
■:使用月数
多田先生
ご教授ありがとうございます。
未完成の場合は、支払い、完成、減価償却と3段階で仕訳をする必要があると理解しました。
ありがとうございます。
小林先生
ご教授ありがとうございます。
減価償却費の算出、勉強になります。ありがとうございます。
本投稿は、2020年07月13日 19時46分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。