帳簿の仕分けについて
おはようございます。
個人事業主ですが、国民年金を事業とプライベート兼用カードで支払ったんです。
そして、そのカードの引き落とし口座も兼用口座です。この場合の仕分け方を教えて下さい。
税理士の回答
国民年金保険料は経費になりませんので仕訳は不要と思いますが、兼用カードの管理上仕訳をするとすれば、(借方)事業主貸/(貸方)未払金となります。

奥谷誠
個人事業主の方で、銀行口座が個人用と事業用に分けておらず、入金や出金が混在しているということでよろしいでしょうか?
この場合、事業に関係のない入出金は「事業主勘定」を使うことになります。
事業主勘定は、
生活費等を支払う場合・・・事業と事業主が別の人格とすると事業が事業主にお金を貸して支払う・・・となり事業主貸
生活費から事業用の費用を支払う・・・事業が事業主にお金を借りて支払う・・・となって事業主借
と科目が変わります。
例えば、生活費の支払を銀行引落しやカードで支払った場合、
事業主貸××× / 普通預金 ×××
となります。
ご質問の国民年金は、社会保険料控除という所得控除の一つであり、事業用の必要経費ではありませんので事業が事業主にお金を貸して支払う・・・事業主貸の仕訳になります。
なお、社会保険料控除は事業所得の他、各種所得を合計したものから控除として差し引きします。
本投稿は、2020年08月18日 11時19分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。