複数収入がある場合の青色申告について等
質問1
現在、収入源が複数あります。
①パート収入(年末調整あり)
②配達業収入(Uber Eats配達員)
③WEBサイト広告収入
今までは、会社員だったため、会社で年末調整した後、白色申告ですべて雑所得として申告していたのですが、今は正社員ではなく、パートタイマーになり、かつ、②配達業収入 がそれなりにあるため、開業届を提出し、青色申告することにしました。
この場合、①③の収入はどのように申告すればいいのでしょうか?
②の青色申告で、①を給与所得(会社から源泉徴収票をもらう)、③を雑収入とすればいいのでしょうか?
質問2
まだ銀行口座は、事業用とプライベート用が一緒なのですが、口座残高を正確に仕訳入力する必要はあるのでしょうか? それとも、事業に関わる入出金だけ仕訳入力しておけばよいのでしょうか?
すべて正確に入力しようとすると、プライペートの入出金も入力する必要がありますが、その場合、以下のような仕訳でまとめて入力すればよいのでしょうか?
借方 金額 貸方 金額
入金があった場合 普通預金 1,000 事業主借 1,000
出金があった場合 事業主貸 1,000 普通預金 1,000
質問3
年間の売上が1000万円以下の場合、免税事業者となり、消費税の申告は不要となり、仕訳に入力する金額は全て税込みでよいのでしょうか?
質問4
2019年4月に購入した自転車を運搬業務で使用していますが、耐用年数2年なので、減価償却は2020年8月〜2021年3月まで計上できるのでしょうか? (配送事業は2020年8月から開始しています)
会社通勤でも使っていますが、配送業務の使用時間とで使用比率を出して、配送業務の割合分だけ計上する形で良いのでしょうか?
質問5
配達業務はスマホでアプリを使用しながらじゃないとできませんが、この場合、スマホを経費として計上できるでしょうか?
たくさん質問があって恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。
税理士の回答

(1)おっしゃる通りです。③は事業所得の雑収入で問題ありません。
(2)事業用口座の残高は青色決算書に載ってきますので、事業用口座の入手金はすべて記帳し、帳簿残高と、通帳残高を合わせる必要があります。仕訳は上記で問題ありませんが、通帳の入出金の日付ごとに記帳する必要があります。
(3)免税事業者は税込経理が強制されるので、そのとおりで問題ありません。
(4)固定資産は事業供用年月日から減価償却を開始することになっていますので、2020年8月から2022年7月までの期間にわたり償却することになると思われます。おしゃる通り、配送業の割合だけ、必要経費に算入できます。
(5)必要経費にできますが、全額は必要経費にできず、家事按分をする必要があるものと考えます。
本投稿は、2020年08月28日 23時37分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。