OEM生産における原材料の仕分けについて
こんにちは。
海外から原料を輸入し、OEM先に原料を供給し、商品をつくってもらいます。
これまでは、製品を仕入れして販売するだけだったので、単純に仕入れ原価、売上高で管理していましたが、今回は原料の仕入れが入ります。
海外への原料代の支払い→原材料費
関税、消費税→原材料費
輸送費、支払手数料、原料検査費用(研究開発費)→費用
OEM発注先に原料を供給した場合、減った原料分の仕分けは?
出来上がった商品に対して支払ったOEM先に支払った費用は?
出来上がった製品を顧客に販売して、売上高
と考えると、真ん中部分はどのように考えるべきでしょうか?
どうぞよろしくお願い申し上げます。
税理士の回答

こんにちは。
これはいわゆる「無償支給取引」といわれる取引だと思います。
(支給先からお金を受領せず、原材料の所有権はご相談者にありますね?)
無償支給時:特に仕訳は不要
商品完成時:「加工費/買掛金」といった仕訳を計上
こんにちは。
ご返信ありがとうございます。
ということは、原料は支給した分を差し引いた残量が、棚卸資産となり、商品を納入してもらった際に、その費用を仕訳するということですね。
ありがとうございました。

わかりづらくてすみません。少し違います。
無償支給取引の場合、原料を支給した分を含めて棚卸資産とします。
手許にはありませんが、権利・義務の帰属主体はご相談者様です。
また、誤解のないように付言しますと、支給先に支払った「加工費」について、加工してもらった商品が期末時点で販売していない場合、これも棚卸資産に計上する必要があります。
これは、あくまで一般的な「無償支給取引」の場合としての回答です。
経済実態が一般的な「無償支給取引」と異なる場合、支給先との契約書を拝見する必要があります。
少しややこしいので、ご理解が難しければ何度でも聞いてくださいね。
本投稿は、2021年11月02日 16時28分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。