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個人で広告運用代行する際の売上の計上

お世話になります。

個人で広告運用をしており、最近法人化を考えています。

お客様から入金される広告費+運用手数料は売上として換算されるのでしょうか?

またそこから運用した広告費を差し引いた額が売上としての計上で間違いないか教えていただきたいです。

また法人化するにあたっての目安を教えていただけたら嬉しいです。

税理士の回答

回答します

① 売上について
  貴方が、お客様の代理で広告運用を行っているのでないと思われますので、お客様から入金される広告料+運営手数料が売上になると解されます。
  また、運用した広告費は必要経費(今回のケースの場合売上原価)となります。

② 法人化の目安
  個人事業から法人化させる目安は、一般的に売上高1000万円とも経常利益1000万円とも言われています。
  法人の場合、役員報酬が経費になる(個人所得税は掛かります)ことや銀行からの借入がしやすいなど社会的信用度が高まるため、事業を広げたい方にはメリットがあるため法人とされることが多いと聞いています。
  また、個人事業の場合、事業主報酬は給与(経費)にはならず、家族従業員に対酬にも一定の要件があるため、そこに法人化をするメリットを感じている方もいます。

  しかし、法人の場合は、開業(設立)や廃業(解散)などの手続きが煩雑なこと、経理や確定申告も個人事業と違い専門的な知識がより多く必要になること、厚生年金などの加入は必然であることなど、デメリットもあるため、個人事業のままにする方も多くいらっしゃいます。
 
  そのことからも、売上高だけで一概に法人になることが目安になるとは言い切れません。
  なお、税金面だけをとらえますと利益が多く発生する場合は、法人の方が有利になることが多いと思います。

 参考にしてください。

本投稿は、2021年11月09日 08時59分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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