経費で購入するポイントが余った場合の処理
仕事の資料を購入するため電子書籍サイトを利用しています。
そのサイトには会員ポイントがあり1ポイント1円で使えます。
また1000円で1050ポイント購入できるといった具合にポイント購入でお得になる仕組みがあります。
ポイントを経費で購入する場合、12月31日時点で残っているポイントは確定申告の際どのように記入したらよいのでしょうか。
(通常はポイント値引きを受けた際は値引き後の価格で経費を計上しています。)
ご回答いただければ幸いです。
税理士の回答

ポイントを購入した際の専用の勘定科目はおそらく現時点で各会計ソフトメーカーともに設定していないので、『仮払金』で計上して残った分はそのまま貸借対照表に計上するのが良いと思われます。
例:1000円で1050ポイント購入し、期中に500ポイント使用して期末に550ポイント残った場合。
購入時: 仮払金 1000/預金 1000
使用時: 経費 500/仮払金 500
期末時:貸借対照表に仮払金 500が残る。
購入時に付与されたお得分50ポイントを使用時に加味するような処理※は不要と考えます。
※今回だと仮払金の使用を500ではなく500÷1.05=476とするような処理。
ご回答くださりありがとうございました。
分かりやすくご説明いただき大変助かりました。
本投稿は、2021年12月10日 11時31分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。