帳簿の記載方法に関して(白色申告)
ご覧いただきありがとうございます。
12月24日にフリーランスとして開業し、今年度分の会社所属時の給与とフリーランスとしての売上(12月24日以降のもの)経費で損益通算し確定申告する準備をしております。
そこでいくつかご質問させてください。
①
帳簿をつけようと思っているのですが、「年月日」「適用欄」「収入金額」、「支払い金額」、「差引残高」とあります。開業の準備にかかったセミナーや交際接待費など諸々の費用は繰延資産として資産計上し、そこから任意で償却する予定にしているのですが、どのように記帳すればよろしいでしょうか?
②
繰延資産として資産計上するやり方でエクセルでわかりやすいよう全て記載しているところですが、やり方としては正しいでしょうか?
③
帳簿に記載する日に関しては決済が完了した日になるのか、クレジットカードで引き落としされた日になるのか、また宿泊やセミナー受講などの該当日で記載すべきなのか、どれが正しいでしょうか?
④
会議費は1000円までにした方がいいと聞いたことがあります。実際には2人で6000円とかでも仕事の話をずっとしているような場合、これは会議費にするべきなのでしょうか?
額面的に交際接待費にした方がいいのでしょうか?
ご返答いただけると幸いです。
よろしく願いいたします。
税理士の回答
①
帳簿をつけようと思っているのですが、「年月日」「適用欄」「収入金額」、「支払い金額」、「差引残高」とあります。開業の準備にかかったセミナーや交際接待費など諸々の費用は繰延資産として資産計上し、そこから任意で償却する予定にしているのですが、どのように記帳すればよろしいでしょうか?
→②で触れられているように、繰延資産のタイトルで、開業費までにかかった、日付、摘要、支出をエクセル等で管理していただければ結構かと存じます。(要は、ご自身が任意で償却していくということですから、毎年、最終行に償却した額を引いた残高を毎年管理してください。)
②
繰延資産として資産計上するやり方でエクセルでわかりやすいよう
全て記載しているところですが、やり方としては正しいでしょうか?
→①で触れましたが、正しいと考えます。
③
帳簿に記載する日に関しては決済が完了した日になるのか、クレジットカードで引き落としされた日になるのか、また宿泊やセミナー受講などの該当日で記載すべきなのか、どれが正しいでしょうか?
→白色申告の方も、現金主義の特例という制度を使っていない、通常の場合、発生した(引き落とし日など支払った基準ではなく、利用したベース)経費を科目ごとに集計していただければと存じます。
④
会議費は1000円までにした方がいいと聞いたことがあります。実際には2人で6000円とかでも仕事の話をずっとしているような場合、これは会議費にするべきなのでしょうか?
額面的に交際接待費にした方がいいのでしょうか?
→会議費、交際費のすみわけは、金額のみならず、その支出の目的で判断します。 今回のケースの場合、仕事の話で事業に関係するということでしたら、会議費で結構かと存じます。(誰と行かれたかなど、領収書等にメモ等必要です。)
よく、会社(法人)で一人当たり5000円以下(お酒1杯程度)の取引先との飲食であれば、会議費で計上するケースはあります。
本投稿は、2021年12月26日 15時27分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。