事業主貸金額の一部のみを経費にする場合の帳簿の付け方について
弥生青色申告ソフトを利用している在宅個人事業主です。
2021年度は個人口座で個人用と仕事用のお金を一括管理していました。
同居している友人に家賃や光熱費、その他お互いで決めた必要な金額(仮に10万円とします)を月に一度まとめて振り込んでいます。
友人は諸々の契約者なのでその金額の中から家賃や光熱費などを支払ってくれています。
友人に振り込んでいる10万円のうち、数万円分が自分の在宅ワークで必要な経費(仕事スペースや一部光熱費)なのですが、これを会計ソフトに計上する場合どのように計上すればいいでしょうか。
スマート読み込みを利用しているため口座から引き落とされた「10万円」の内訳を登録することができず、個人用の金額も混じっていることから現状は仮で10万円の取引履歴を「事業主貸」という科目で登録しているのですが、そのうちの数万円を経費として計上したいです。
税理士の回答

丸山昌仁
回答します。
弥生ソフトでしたら、まず10万円を地代家賃に計上し、最終段階で事業案分割合を適用してはいかがですか。
10万円を家賃や光熱費に分けることは難しいことから、地代家賃のウエイトが高いと思いますので、地代家賃として処理し、トータルに案分割合をかけると、経費に計上されない金額は事業主貸に振替わるはずだと思います。
本投稿は、2022年03月01日 11時51分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。