経営者の自宅の一部を会社に賃貸ししている場合の確定申告時の減価償却費計算について
経営者(私)の自宅を会社に賃貸しており、今回R1/2019年の確定申告で初めて不動産所得の申告(白色申告)を行います。建物の減価償却計算で不明な部分があり助言頂けますでしょうか。
建物:戸建て木造、H22年3月新築購入、取得価額2000万円
賃貸契約:H31/2019年1月から延床面積の10%を会社に賃貸(残り90%は自宅)
①H30・2018年末の年末未償却残高
~H30年末(築9年)までは自宅としてのみ使用していたので、「非事業用」耐用年数33年、償却率0.031で計算しH30年末未償却残額を1442万円と算出しましたが正しいでしょうか?
計算式:2000-(2000*0.031)*9 = 1442
②H31/R1/2019年の減価償却額(不動産所得の経費となる分)
「事業用」耐用年数22年、償却率0.046を使用し、これに賃貸している割合(10%)を掛けて9.2万円としましたが、正しいでしょうか?
計算式:2000*0.046*10% = 9.2
③翌年以降
今後も建物は「事業用」として年額 2000*0.046 = 92万円ずつゼロになるまで償却すると考え、不動産所得の経費は年間の償却額に賃貸ししている割合:10%を掛けた9.2万円(最終年は端数となると思いますが)という考え方で大丈夫でしょうか?
税理士の回答

①2000-(2000×0.9*0.031)*9=14,978千円になります。なお~H30年末(築9年)の年数は月数を5捨6入で年にします。②③問題ないと思います。
ご回答頂きありがとうございました。
①で、0.9を乗ずる部分が抜けておりました。正しい算出方法が分か大変助かりました。
本投稿は、2020年02月29日 19時13分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。