会計の仕訳で「前渡金」を使うと、利益や税務上のメリットはありますか?
会計の仕訳で前渡金を使うことで、利益や税金にメリット・デメリットはあるでしょうか?
例えば、
➀仕入100/買掛金100
➁仕入100/前渡金100
前渡金100/買掛金50
/買掛金50
上記➀と➁の仕訳を比較した場合、どちらが会計上の利益や、税金(法人税・消費税)に有利になるでしょうか?
ご教授願います。
税理士の回答
会計の仕訳で前渡金を使うことで、利益や税金にメリット・デメリットはあるでしょうか?
特にメリット・デメリットはないかと思います。ただ、外貨建てで使うと、為替の変動の影響を受けないという程度ではないでしょうか。
➀仕入100/買掛金100
➁仕入100/前渡金100
前渡金100/買掛金50
/買掛金50
②の仕訳がどのような場面なのかがわかりませんが、この場合、会計上も税務上も変わりはないかと思います。
ご参考になれば幸いです。
法人の利益は損益勘定から計算しますので、ご質問の二つのケースでは有利不利はないと考えます。
また、消費税の計算も損益と設備等の固定資産が計算の要因になりますので、ご質問の二つのケースで違いはないと考えます。
なお、②の仕訳は通常は使わないものと思います。
ご回答ありがとうございます。大変勉強になりました。
本投稿は、2018年08月21日 21時04分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。