12月の売上が1月に入金された際の源泉徴収税の仕分け
12月の売上が翌1月末に銀行口座に入金されます。
12月の売上発生時は以下のとおり仕分けしています。
(借方) 売掛金 100000 (貸方) 売上 100000
※いずれも源泉徴収税を含めた金額です。
翌1月の入金時はどのような仕分けになるでしょうか。
青色申告ソフトを使用しているのですが、うまくいきません。
よろしくお願いします。
税理士の回答

ご質問者様が法人か個人事業主かで仕訳は変わりますが一般的な仕訳で回答させていただきます。
《法人の場合》
預金 98,979 / 売掛金 100,000
法人税等 1,021
(源泉税)
《個人事業の場合》
預金 98,979 / 売掛金 100,000
事業主貸 1,021
(源泉税)
個人事業の場合、最終的に源泉税は事業主借又は貸で処理しますが、最終的に申告書で控除するため他の事業主借又は貸と区別するため年度中は立替金や仮払金で処理するのが一般的かと存じます。
なお、源泉税の数値は仮定で正確なものではございません。ご参考までに。
ご回答ありがとうございます。個人事業主です。
年度中は立替金や仮払金で処理しておくこということは、
一旦立替金や仮払金としておいて、事業主借に書き換えるということでしょうか。
売上発生時の仕分けは上記で大丈夫でしょうか。
知識不足のため、度々の質問ですみません。よろしくお願いします。

ご質問いただいた理解で結構です。年度中は仮払金又は立替金等で処理しておき、年度末に事業主借又は貸に振り替える処理です。
具体的には1年分の源泉徴収額をまとめて下記のように事業主借又は貸に振り替える仕訳を起票します。
事業主借 1,021 / 立替金 1,021
年度中に立替金又は仮払金勘定を使うのは源泉徴収額を忘れないようにするためだけなので、源泉徴収額をきちんと把握できているなら最初から事業主借又は貸で仕訳をきっても構いません。
売上発生時の仕訳は上記で問題ありません。
わかりやすくご説明いただきありがとうございました。
とても助かりました。
本投稿は、2016年02月08日 19時14分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。