資産価格と同額の補助金で取得した資産の圧縮処理
5000万円を補助金として受領しました。
その中で、設備投資やそれに関わる経費に充てることになっていますが
1000万円分の取得予定の資産に対し、補助金を使用する場合、
限度額はいくらになりますでしょうか。また、その際の経理処理(仕訳)も教えてください。
税理士の回答
1000万円分の取得予定の資産に対し、補助金を使用する場合、限度額はいくらになりますでしょうか。
すみません。ご質問の趣旨がよくわかりません。補助金には通常使途が指定されていると思いますので、取得資産に対応した指定金額を充当することになると思います。
また、その際の経理処理(仕訳)も教えてください。
前述の通り、充当指定があると思いますのでそれに応じた形になりますが、ご質問の全体像からは
補助金取得時
借方)現金預金5,000万円/(貸方)補助金収入5,000万円
資産取得時
(借方)取得資産に応じた勘定科目1,000万円/(貸方)現金預金1,000万円
になると思います。
追記させていただきます。
表題の圧縮処理につきましては
直接減額方式の場合
(借方)取得資産に応じた勘定科目の圧縮損〇〇円/(貸方)取得資産に応じた勘定科目〇〇円
積立金方式の場合
(借方)繰越利益剰余金〇〇円/(貸方)圧縮積立金〇〇円
となります。
〇〇円は取得資産に対応した補助金相当額となります。
1000万円分の取得予定の資産に対し、補助金を使用する場合、限度額はいくらになりますでしょうか。
限度額とは圧縮限度額のことでしょうか?その場合は、指定され充当した補助金の金額が圧縮限度額となります。
直接減額方式で行っています。また、限度額とは圧縮限度額のことです。
1000万円分全額補助金となれば、圧縮限度額は9999999円で簿価として、1円残せばいいのかなと思いますが、どうでしょうか。
取得価額1,000万円全額が補助金で賄われているのであれば、ご記載の通り備忘価額1円を残して圧縮損を計上する形になります。
本投稿は、2019年10月29日 09時11分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。