学費ローン返済の仕訳について
フリーランスエンジニアです。青色申告をしています。
学費ローンの返済の仕訳をどうすればよいか分からず困っています。
個人事業主として、仕事をしつつ、通信制の芸術大学(デザインを学ぶため)に通っており、その学費を全額経費として計上しようと考えています。
その際の勘定科目は何にあてておけばよいのでしょうか?
学費として引き落されるお金は、
- 1年間の授業料を1年間で返済する学費ローンとして毎月定額(¥28,000)
- 各月、スクーリングにて講座料として受けた分支払う金額
それぞれどのように仕訳をすればよいかご教示いただけませんでしょうか。
よろしくお願い致します。
税理士の回答
まずは芸術大学の授業料が現在の個人事業の必要経費になるかどうかが問われると思います。
つまり、芸術大学に通うことと現在の個人事業に直接の関連性があるのか、個人事業の収入を得るために直接必要なものかどうかが問題視されると思われます。
過去の裁判等でも、必要経費になるかどうかは、その「必要性」が問われていますので、まずはこの点をご留意ください。
その上で必要経費になる場合には、次のような仕訳になります。
【ローンを使って学費を支払った時】
・研修費 / 借入金 ×××
【ローン返済時】
・借入金 / 現金預金 ×××
【個別の講座料を支払った時】
・研修費 / 現金預金 ×××
また、必要経費にならない場合には全ての支払いが次のような仕訳になります。
・事業主貸 / 現金預金 ×××
本投稿は、2019年11月02日 02時44分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。