受託販売勘定費用の月末処理について
個人事業主で、大手販売会社から商品の受託販売を請け負っています。
お客様に商品を販売し、現金を受け取った際は
(現金/受託販売)で仕訳処理をします。
販売代金は月末〆、翌月中旬ごろに会社へ現金のまま手渡しで入金というシステムです。
今のところ、月末に帳簿上の処理は特にしておらず
入金の際に(受託販売/現金)で仕訳しているのですが
これだと月初〜中旬までの間は
前月の売上と当月の売上が受託販売勘定の中に混在してしまい、なんとなくややこしいなと感じています。
そこで、月末最終日の時点で
翌月に入金すべき金額を受託販売勘定から未払金勘定へ振替し、
翌月の入金時に(未払金/現金)として仕訳してはどうかと考えたのですが
このような処理で何か不都合が生じることはあるでしょうか?
もしくは単純に手間が増えるだけであまり意味のないことでしょうか?
ご回答よろしくお願いいたします。
税理士の回答

理論的には現在の処理が正しいと思いますが、おっしゃるような処理のほうが販売金額を把握しやすいことは確かなので、個人的には、その処理でも差し支えないものと考えます。
問題になるとしたら、御社の手数料の計上時期で、現在入金時に受取手数料を
(借方)受託販売 ××× (貸方)受取手数料 ×××
と計上しているとしたら、それが半月早く計上されることになるので、その調整を決算でおこなう必要があるかもしれないということです。
手数料が別途振り込まれるなどということでしたら、関係はありません。
唐澤さま
お返事遅くなり大変失礼いたしました。
どちらの処理でも間違いではないということですね。
一度そのような処理で仮の帳簿を作成してみて、手間と利便性を比較してみようと思います。
手数料の受け取りについてですが、
一旦会社に入金してから別途受取りしているので問題ないかと思います。
わかりやすいご回答ありがとうございました。
本投稿は、2021年02月24日 14時00分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。