ネット販売での現金以外での返金について
ハンドメイド品をネット販売しています。
個人事業主です。
ネット販売での、現金以外での返金についてご相談させてください。
始めたばかりで、会計については全く知識がありませんので、ご容赦ください。
会計ソフトはfreeeを使用しています。
お客様から送料を一律300円いただいていますが、同一住所への発送で複数注文があった際には同梱し、送料を切手やQUOカードで商品に同封して返金しています。
切手とQUOカードはチケットショップで購入しているので、実際に購入した金額と返金する金額は合っていないです。
例えば、100円切手を1枚90円、500円QUOカードを1枚400円で購入したとします。
同一住所への複数注文が3件あり、お客様からは900円の送料をいただいています。
その内1件分の送料300円のみ頂戴し、600円は切手とQUOカードで返金します。
実際にかかる送料は280円です。
送料に関しては、データ連携により以下のように自動登録されます。
売上高:300円
荷造運賃:-280円
切手とQUOカードは、都度ではなくある程度まとめて月に2回ほど購入しています。
切手とQUOカードに関して、購入時と返金時の勘定科目をどのようにすべきか、ご教授いただければと思います。
税理士の回答

切手とカードについて、購入時と返金での使用時に分ける必要があるので、個人的には、「貯蔵品」勘定を用いて以下のように会計処理するのがよいかと思います。
①購入時
(借方)貯蔵品 ××× (貸方)現金 ×××
②返金での使用時
(借方)売上値引 300 (貸方)貯蔵品 300
切手やカードはノートなどで受払帳(出納帳)をつけて、数量を管理し、貯蔵品残高と受払帳から計算した金額が一致するかを確認するようにしておくとよいでしょう。
ご回答いただきありがとうございます。
以下一点質問させてください。
チケットショップで購入しているので、購入時と返金時で金額が合わなくなるのですが、それはどのように処理すれば良いのでしょうか?
300円分の切手を270円で購入した場合
①購入時
(借方)貯蔵品 270 (貸方)現金 270
②返金での使用時
(借方)売上値引 300 (貸方)貯蔵品 300
30円は貯蔵品として貯まっていってしまう気がするのですが、どこで相殺するのでしょうか?

そういうことであれば、以下のようにするしかないと思います。
①の仕訳を修正して、
①購入時
(借方)貯蔵品 270 (貸方)現金 270
(借方)貯蔵品 30 (貸方)雑収入 30
としてください。これで貯蔵品が消えることになります。
本投稿は、2022年01月14日 02時33分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。