在宅ワーク 電気代の出金記録について
初めて相談いたします。女性です。
6年前から、在宅ワークを始めて個人事業主となりました。書籍制作の仕事で、パソコンでテキスト入力、文字修正、図表作成などをしています。
今回は、帳簿でつけている電気代について質問です。
以前から面倒だと思っていた作業があります。最近になり、毎月やっている作業が必要ないのではないかと思うようになりました。
自宅で作業しているので、電気代は自宅に来る電気代の40%を仕事用に当てています。
6,000円なら2,400円を「仕事用」として、個人事業の金庫から現金で出します。
帳簿にも「◯月分電気代 2,400」と入れています。
問題はこの後の作業についてです。
この2,400円を封筒に入れ、旦那の通帳にATMから入金しています。「個人事業 ◯月分電気代」と通帳に書きます。
これは、最初の頃に経理のことが全くわからなかったので、このようにして「出金した記録」を残しておかないといけないのかもしれない、と思って始めたような気がするのですが、毎月入金しに行かねばならなくて手間がかかっていました。
最近になって、この記録はとくに必要ないのではないかと思うようになりました。最初のころ税理士さんに数回自宅に来ていただいたのですが、私が勘違いして始めただけなのかも、と思うようになりました。
そもそも、帳簿には「◯月分電気代 2,400」と入っていますし、金庫からもその分無くなっています。
「個人事業から2,400円の電気代を旦那に支払った記録」のつもりでしたが、これはやはり必要ないということでよろしいでしょうか?
要するに、この2,400円はただ自宅の財布に入れれば良いだけだった、ということでしょうか?
よろしくお願いします。
税理士の回答

寺尾諭
お金をわざわざ振り込む必要はありません。電気代の領収書通りに一旦、記帳し、あとから個人利用分を控除すればよろしいかと存じます。控除は1か月毎でも年間一括でも構いません。
電気代の領収書は証拠書類として保存してください。
仕訳参考
水道光熱費6,000円 事業主借6,000円 電気代
事業主貸3,600円 水道光熱費3,600円 電気代個人利用分
ご回答頂き、ありがとうございます。
とりあえず、お金を振り込む必要はないとのことで、ホッとしました。
無駄な作業していたのですね。
1年分まとめてではなくて、毎月記録するつもりです。
領収書もすべて保管してあります。
ただ、ちょっとわかりにくいのですが。
どうも以前から「事業主借」「事業主貸」の捉え方がわかりにくくてモヤモヤしています。
本やネットで読んでみるのですが、イマイチピンときません。
主語がないというか、イマイチ、誰が誰に、というのが理解しにくいのです。
水道光熱費6,000円 事業主借6,000円 電気代
事業主貸3,600円 水道光熱費3,600円 電気代個人利用分
⇩
10月分の水道光熱費(電気代)が6,000円発生したので、私が個人事業主に6,000円借りた。
私が個人事業主に3,600円を貸して、個人事業主が水道光熱費3,600円の支払いをした。
・・・・・・と文章にすると余計混乱してきます。
次のようにしてはダメなのでしょうか。
今まで、このように会計ソフトに入れてました。
水道光熱費3,600 現金3,600 電気代10月分
そして、領収書に「6,000円のうち仕事用3,600円」とメモを書く。現金金庫から3,600円出す。
水道光熱費6,000円 事業主借6,000円 電気代
事業主貸3,600円 水道光熱費3,600円 電気代個人利用分
と会計ソフトに記録した場合、他にすることは個人事業の現金金庫から3,600円を出してしまうこと、電気代の領収書(請求書)を保管、だけですよね?
(電気代は、事業用口座で引き落としはしません。家計簿つけるのに混乱するので。現金金庫を用意して、毎月ここから出しています)
それとも、複雑に考えず、このケースはこのパターンで入れるのが型になっている、と公式のように思ってしまう方が良いですか?
私の場合、「事業主借」「事業主貸」がピンとこないのでこの記述の仕方に違和感を感じているだけだとは思います。この場合の「借りる」は「もらう。返す必要なし」、「貸す」は「あげる。返してもらう必要なし」と思っていればいいのでしょうか。
説明がわかりにくかったらすみません。

寺尾諭
事業主借や事業主貸は正直、わたしもピンと来ていません(笑)
事業用から個人用へお金が移動した場合は「事業主貸」(個人に貸しているイメージ)
「個人用のお金を事業用の資産として移動させた場合」、または「事業用の経費を個人のお金で支払った場合」は事業主借(個人から借りているイメージ)
ですが、あまり複雑に考える必要はございません。
実際に現金勘定を使われても、結構ですし、事業主貸や事業主借を使って頂いても大丈夫です(事業主貸や事業主借を貸借間違えて使っても影響はありません。)
事業主勘定を使う場合は、個人の財布から入出金しているというイメージですので、事業用小口現金から現金を出さなくて大丈夫です という意味で申し上げました。
ただ、ご質問者様がやりやすいようにやって頂ければ大丈夫です。家計簿等の調整もありますので、現金勘定を使用し、実際に事業用の小口現金から出金した方が分かりやすいかもしれませんね。

寺尾諭
>次のようにしてはダメなのでしょうか。
>今まで、このように会計ソフトに入れてました。
> 水道光熱費3,600 現金3,600 電気代10月分>
>そして、領収書に「6,000円のうち仕事用3,600円」とメモを書く。現金金庫から3,600円出す。
申し訳ありません。記載漏れがありました。↑これで大丈夫です。
今まで私がしていた会計ソフト作業で大丈夫とのことで安心しました。
経理は苦手なので、できるだけシンプルでわかりやすくしないと混乱します。
上記の説明のようなやり方もあるのだということもわかり、今回は勉強になりました。
とりあえず、今回の質問の無駄な作業をこれからしなくていいとハッキリしたので、肩の荷がおりています。3年以上続けていました。。。
最初はどこに相談していいのか分からなかったので、とても助かりました。
本当にありがとうございました!
(すぐ返信しようとしたのですが、エラーが起きて送信できなくて遅くなりました。ベストアンサーを先に押すともう返答できないシステムなんでしょうか。。。)
本投稿は、2017年10月26日 15時40分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。