個人が企業から報酬をもらうまでについて
最近、はじめて企業を相手に仕事をしました。
知人の会社で、現在無職の私は「ああいいよ」と軽い気持ちで仕事をうけました。
請求書を出す事になったのですが
「個人と法人の取引と、請求書の出し方は頭に入れておいて下さい。
源泉はこちらで税理士に対応してもらいます。」
と言われました。
(「頭に入れて置いてください」は、私が初めてだろうから事前に知っておけよ、という意味だと思います。)
今になって私の立場を考えると「個人事業主にならなければならないのか」等の疑問が出てきます。私は特に何もせずに、そのまま仕事をうけてこなしてしまいました。
もしかしたら、まずいことをしてしまったのかなぁと不安です。
そこでまずは
『請求書を出すまでに自分がやらなくてはいけない手続き等はありますか?』
『「個人と法人の取引」とは何のことを言っているののでしょうか?』
『源泉徴収で額を引かれる箇所を飛ばして請求書を作って出せばいいのでしょうか?』
と3つ質問があります。
とにかく一人で仕事をしたのは初めてなので、どうすればいいのかと悩んでいます。
そこで、専門の方に質問したほうがより安全で安心できると思い投稿しました。
まずは今回働いた分を無事回収したいと思っています。
お手数ですが、ご教授よろしくお願いします。
税理士の回答

今後、個人事業主として事業を営まれるおつもりでしたら、
税務署に各種届出を行います。
個人と法人の取引というのは、おそらく、
個人に対して外注費などの支払いをすることを指しています。
なぜかというと、源泉所得税を徴収しないといけないからです。
もし徴収せずに支払えば、支払った法人にペナルティが生じます。
ご自身で作成される請求書には、あらかじめ源泉所得税について
明記して作成したほうが親切でしょう。
そうすれば、入金予定額と実際入金額が一致しますので
管理しやすいというメリットもあります。
なお、個人への支払いはすべて源泉所得税の徴収対象とは限りません。
また、仕事の内容によって徴収税率が異なります。
徴収すべき仕事の内容が一覧になっておりますので、
詳しくは国税庁ホームページの「源泉徴収のあらまし」をご覧ください。
本投稿は、2017年11月08日 21時32分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。