前年度の繰越利益余剰金 BS
基本的な質問で申し訳ございません。
決算書を作成しています。
「前年度(2021年事業年度)の繰越利益余剰金」は、2022年事業年度決算書の貸借対照表の純資産の部のどこに入りますか?
(純資産の部)
株主資本
ー資本金
ー費本余剰金
ーー資本準備金
ーーその他資本余剰金
利益余剰金
ーーその他利益余剰金
ーー繰越利益余剰金 (←当期2022年度の純利益?)
よろしくお願いします。
税理士の回答

前年度末の繰越利益剰余金残高は、貸借対照表に表示されることはありません。
貸借対照表に表示されているのは、今年度の繰越利益剰余金残高になります。
前年度末の繰越利益剰余金残高は、株主資本等変動計算書の利益剰余金のところに今年度の期首残高として表示され、その期首残高に剰余金の配当をマイナスし、当期純利益をプラスするなどして、当期末の繰越利益剰余金残高を表示し、それが上記の貸借対照表の繰越利益剰余金残高につながることになります。
ありがとうございます。
今、BSの資産合計=負債合計+純資産合計-前年度の繰越利益余剰金残高
という状況です。
資産合計=通帳の残高(他になし)
負債合計=未払金等
純資産の部=繰越利益余剰金欄に当期純利益
当期BSの繰越利益余剰金欄は、前年度の繰越利益余剰金残高+当期純利益の合計金額を書くのでしょうか?
つまり、PLの当期純利益欄とBSの繰越利益余剰金欄が一致するのは、1期目だけということでしょうか?

配当などをして、繰越利益剰余金を減少させていなければ、
期末の繰越利益剰余金残高=前期末(当期首)の繰越利益剰余金残高+当期純利益
となります。
したがって配当などをして繰越利益剰余金を減らしていなければ、PLの当期純利益とBSの繰越利益剰余金が一致するのは1期目だけになります。
本投稿は、2023年05月29日 00時18分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。