請負工事代の消費税について
アパート等の請負工事代金で契約書に「消費税金額は最終代金と同時に支払い」と記載されています。
ただし、着手金・着工金・残金と数回に分けての入金の場合、着手金・着工金は消費税を含まないため、消費税の表記方法はどのようにしたらよろしいでしょうか。※着手金・着工金の請求書には消費税を記載していません。
残金の請求書に記載の消費税額は合計金額に税率をかけており、残金の消費税額は残金×税率とイコールになりません。
支払済の着手金・着工金の工事代金はマイナス表記で相殺する方法が良いと考えています。
また、着手金・残金一括または着工金・残金一括入金がある場合の取引年月日はいつ時点を表示すればよろしいでしょうか。
税理士の回答
ご質問者様はアパートを建てる方ですか?それとも工事をする方ですか?ご質問の文面からどちら側なのか判然としません。
ただ、消費税は総工事費に対して掛かるもので、着手金や着工金は消費税は対象外ですから、残金×消費税率にはなりません。
失礼しました、アパートを建てる方です。
建てる方であっても、上記回答の通りです。
着手金支払い時
(借方)建設仮勘定(対象外)/(貸方)現金預金
着工金支払い時
(借方)建設仮勘定(対象外)/(貸方)現金預金
残金支払い及び引渡しを受けた時
(借方)建物(課税仕入れ)/(貸方)現金預金、建設仮勘定(対象外)
本投稿は、2023年06月08日 13時24分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。