土地の評価損について。
100%株を社長が持っています。
約30年前に、約 建物1000万円 土地4000万円で会社を建てました。
現在の価値が土地 約 1000万円で建物は、ほぼ価値がないです。(不動産に鑑定)
この土地を会社の役員(社長の長男)に売って3000万の評価損を計上する事可能でしょうか?
売却後、いくらか家賃を払うようにするか、無料で使用するように考えています。
顧問税理士に利益調整とみられる可能性があると言われました。正式に所有権を移動して、金額を振り込めば問題ないのではでないでしょうか?第三者に売却すれば問題ないとしか言ってくれません。
土地の評価が下がりすぎて損しています。評価損をだして、税金が安くなるのなら助かります。
それが目的ではなくとも、売買自体に問題があるのでしょうか。
ご教授ください。
税理士の回答
東京都中央区の税理士法人石川小林 小林拓未と申します。
顧問税理士の先生が気にされているのは、税金逃れとみられかねないか、ということです。同族関係者に売却して、その金額が不当に安い場合は、会社も個人も税金が発生します。
第三者に売却する場合は、問題はほぼありません。
所有権を移転して金額を振り込んでも、税金の問題は別です。
それなら、同族関係者とは売買できないのか、ということになります。
同族関係者間でも、時価で売却すれば問題ありません。その時価をどう算定するか、です。複数の不動産会社に査定してもらい、平均値で売買する、などの方法が考えられます。
以上よろしくお願い致します。
本投稿は、2017年12月29日 15時48分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。