仕入れのインボイス 個別起票で仮払消費税のズレ
一枚のインボイスに、処理する科目が違う複数の取引が個別に記載されているとき、科目ごとにそれぞれ起票するとインボイスに記載されている消費税額と当然合わないと思うのですが、帳簿積み上げ計算と請求書積み上げ計算を併用するのであれば、そのズレをインボイスに合わせなくても良いのですか?
税理士の回答

消費税はインボイスと合わせます。
インボイスとはそういう制度です。
起票するとインボイスに記載されている消費税額と当然合わないと思うのですが
どうしても合わせます。それがインボイスです。
ありがとうございます。そうなんですね。具体的に合わせ方を教えていただけませんか?
例えば、次の一枚のインボイスがあるとします。税率はすべて10%とします。
消耗品費 税込9,876円
衛生費 税込9,876円
消費税10%計 1,795円
税抜本体計 17,957円
税込合計 19,752円
これを科目別に起票すると、
消耗品費 税抜8,979 消費税897
衛生費 税抜8,979 消費税897
消費税10%計 1,794円
税抜本体計 17,958円
税込合計 19,752円
このように仮払消費税がインボイスより1円少なくなってしまいます。科目別に処理したい場合は、どのように起票すれば良いですか?宜しくお願いします。

このように仮払消費税がインボイスより1円少なくなってしまいます。科目別に処理したい場合は、どのように起票すれば良いですか?宜しくお願いします。
これを科目別に起票すると、
で、数字を入れていますが、
仮払い消費税を1円合わせてください。
どこかを引くとかタスとかして。
合わせないといけません。
消耗品費 税抜8,978 消費税898
衛生費 税抜8,979 消費税897
消費税10%計 1,795円
税抜本体計 17,957円
税込合計 19,752円
上記に様にすれば合います。
簡単です。既成概念にこだわらないことです。
合わせないとインボイス制度の趣旨に合いません。
確かにおっしゃる通りですね。しかしそうなると、会計ソフトで税込入力した後に一つ一つインボイスと合っているか確認し、手作業で訂正して一致させなければならないということですね。
帳簿積み上げ計算は、帳簿上の仮払消費税を合計して税額計算すれば良いと思っていたのですが、、、そうすると請求書積み上げ計算との違いが無いような???
帳簿積み上げ計算と請求書積み上げ計算の違いはどこにあるのでしょうか?何度もすみません。

確かにおっしゃる通りですね。しかしそうなると、会計ソフトで税込入力した後に一つ一つインボイスと合っているか確認し、手作業で訂正して一致させなければならないということですね。
インボイス制度は、面倒でも、そのような制度です。
帳簿積み上げ計算は、帳簿上の仮払消費税を合計して税額計算すれば良いと思っていたのですが、、、そうすると請求書積み上げ計算との違いが無いような???
いいえ、請求書通りに入絵良くしていれば、同じです。
帳簿積み上げ計算と請求書積み上げ計算の違いはどこにあるのでしょうか?何度もすみません。
帳簿を請求書通りに入力すれば、消費税もですが、同じ金額になります。
どうもありがとうございました。
本投稿は、2023年09月20日 18時17分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。