通信費(月をまたぐ場合)の仕訳について
-12/いつもご回答いただきましてありがとうございます。
通信費の仕訳についてですが、(プライベートクレジットカードで支払っています)
1か月が1日から末日までではなく
契約日から換算して請求がされるので
(例えば11/10に10月分の請求10/10-11/9利用分 553円
12/10 11月分請求 11/10-12/9利用分553円)
月をまたいで請求されます。
通信費はその月の月末に仕訳処理をするとこちらでご回答いただいたのですが、
このような場合は月ごとに日割り計算して1日単位で金額を出して
月末に11月分使用した金額で
仕訳するのでしょうか?
ご回答いただけますと幸いです。
税理士の回答

三嶋政美
ご質問ありがとうございます。
1. 簡易処理(請求日ベース)
請求日(例:11/10、12/10)を基準に、その月に全額をまとめて通信費として計上します。この方法は手間が少なく、少額の経費であれば実務上問題ない場合が多いです。
例:11/10の請求分(10/10~11/9利用分):11月分の通信費553円として計上
12/10の請求分(11/10~12/9利用分):12月分の通信費553円として計上
2. 正確な按分処理
月をまたぐ利用期間を日割り計算して按分し、それぞれの月に対応する金額を仕訳します。
例:11/10の請求分553円(10/10~11/9利用分)
10月(22日分):553円 × 22日 ÷ 31日 ≈ 392円
11月(9日分):553円 × 9日 ÷ 31日 ≈ 161円
仕訳:
10月分:10月末日 → 通信費 392円
11月分:11月末日 → 通信費 161円
3. 実務上の選択肢
少額で事業全体の影響が小さい場合、簡易処理(請求日ベース)で十分です。ただし、年度末や決算時には、必要に応じて按分での調整を行い、正確性を確保してください。
不安な場合は税理士に相談し、事業に合った方法を選ぶことをお勧めします。
本投稿は、2025年01月13日 14時25分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。