初歩的な質問 家賃について
去年の4月に法人を設立いたしまして、登記は自宅のマンションです。
家賃が125000円なのですが、経費として80%の10万円を経費として利用したいと思います。
去年の4月から家賃の引き落としは個人の口座からになっています。
(法人口座の引き落としが不可のため)
去年の4月から個人口座から支払った家賃分(80%の10万円×2月までの100万円
をまとめて法人口座から現金で下ろして経費計上しても良いのでしょうか?
税理士の回答

地代家賃の按分計算: ご自宅兼事務所の場合、家賃の全額を法人の経費にすることはできません。 業務に使用している割合に応じて、家賃を按分する必要があります。 ご質問では、80%を業務使用割合として計算されていますので、この割合が妥当であるか、再度ご確認ください。 按分計算の根拠となる資料(例えば、間取り図、業務に使用している部屋の面積など)を保管しておくと良いでしょう。
個人口座からの支払い: ご質問のとおり、個人口座から家賃を支払っている場合、法人の経費として計上するためには、以下のいずれかの方法で処理する必要があります。
役員借入金: 法人が、個人(役員)から一時的にお金を借りたという形にして、法人口座から個人口座へ家賃相当額を返済する方法です。 この場合、法人の会計処理としては、
家賃の支払い時: (借方)地代家賃 100,000円 /(貸方)役員借入金 100,000円
個人口座へ返済時: (借方)役員借入金 100,000円 /(貸方)現金 100,000円 となります。
立替金: 個人が法人の代わりに家賃を支払ったという形にして、法人口座から個人口座へ家賃相当額を返済する方法です。 この場合、法人の会計処理としては、
家賃の支払い時: (借方)地代家賃 100,000円 /(貸方)立替金 100,000円
個人口座へ返済時: (借方)立替金 100,000円 /(貸方)現金 100,000円 となります。
家賃の口座振替契約の変更: 可能であれば、家賃の引き落とし口座を法人口座に変更するのが最もシンプルな方法です。
ご返答ありがとうございます!
理解できました。助かります。
この場合ですが、過去を遡って例えば1年分として(前年度個人口座から支払った分)
家賃の支払い時: (借方)地代家賃 1,200,000円 /(貸方)立替金 1,200,000円
個人口座へ返済時: (借方)立替金 1,200,000円 /(貸方)現金 1,200,000円
として法人から個人へ振込をしても良いのでしょうか?
本投稿は、2025年01月21日 16時45分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。