発生主義 現金主義
経理を請け負って3年たちますが、今更ながら売上が現金主義と発生主義と混雑してることに気づきました。
例
物件①地代収入 1月入金30万は2月分の地代
(発生主義)
物件②地代収入 1月入金20万は1月分の地代
(現金主義)
今回、地代を下げることになり契約書を作り直そうとしたところ、当月末に翌月分をという前契約書を拝見し、上記の②は本来2月分の地代で前受地代になるということに気づきました。
②の相手先は会社の役員で、その役員も確定申告は現金主義でやっているので、前払地代とかにしていないとのことでした。
このまま混雑したまま進めていってもよいものかわからずご相談させてもらいました。
もし発生主義に合わせるとしたら前受地代分はどのようにあげたらよいでしょうか。
税理士の回答

樋口優樹
一月分のズレということで、あまり大きな問題にはならないかと思いますが、統一された方が望ましいかと存じます。具体的には、切り替える月の地代を前受地代に振り替える形になるかと存じます。
なお、貸付先の経理方法とは必ずしも一致させる必要はく、依頼者様の方針でよろしいかと存じます。
ありがとうございます。
切替時から前受地代にしていきたいと思います。
そうしますと、元々前受金をあげていなかったので、今期の収入が1カ月分少なくなるのですが今期はそれで申告するしかないのでしょうか。
3月入金 20万
普通預金/前受地代 20万
4月入金 20万
普通預金/前受地代 20万
前受地代/地代収入 20万
5月入金以降 上記同様

樋口優樹
ありがとうございます。
おっしゃる通り、切替月の属する年度は一月分地代が減少しますが、契約初月の年度が一月分多く地代計上されていたともいえるかと存じます。年度またいだ全体で見た所得には影響なく、大き問題にはならないかと存じます。
ありがとうございました。
今期から発生主義で統一していきたいと思います。とてもすっきり解決でき感謝いたします。
本投稿は、2025年03月31日 20時32分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。