3月決算の法人の経理で固定資産実査後の実務の流れについて教えて下さい
3月決算の法人の経理で固定資産実査を各部に依頼し、各部から回答を収集したところになります。
この後、各部の回答結果を元に廃棄希望のものについては除却処理を行うことになるかと思われます。
この除却処理を行った後に、3月の減価償却費の計上を行うべきなのでしょうか。
それとも、3月は毎月の減価償却費の計上と同様に行い、除却処理を行なったものを決算修正で行えばよろしいのでしょうか。
後者で問題なければ、その方向で進めたいです。
税理士の回答

>各部の回答結果を元に廃棄希望のものについては除却処理を行うことになるかと思われます。
この除却処理を行った後に、3月の減価償却費の計上を行うべきなのでしょうか。
⇒ ご説明の状況ですと、現在まだ「除却」はされていないと推察できます。
そのため、3月末現在では除却されていないことになりますので、通常の「減価償却費」の計算を行ったうえで決算を行い、実際の「除却」した日(進行年度)に除却処理を行います。
3月末時点で除却していない減価償却資産を、決算修正で除却処理することはできません。
なお、3月末時点で既に除却しており、帳簿上除却処理をしていないだけの資産については、減価償却を行わず除却した日で除却処理することになります。
本投稿は、2025年04月06日 22時23分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。