【6月末決算】社会保険料折半時の1円端数過大天引きにおける期末「預り金」の翌期精算と具体的な仕訳
いつもお世話になっております。
現在、第1期の決算(6月末決算、8月末申告期限)を控えており、クラウド会計(freee)で記帳している一人社長の法人です。
社会保険料の端数処理に伴う給与仕訳についてご相談させてください。
■ 発生している事象と前提
健康保険料の総額が奇数の際の端数処理(50銭以下切り捨て=法人負担)の認識を誤り、数ヶ月間、役員報酬から個人負担分を「1円多く」天引きし、結果として実際の手取りを「1円少なく」振り込んでいました。
(例:役員報酬額面 45,000円、本来の手取り 34,139円 に対し、実際は 34,138円 を支給)
実態(銀行データ)と一致させるため、第1期の仕訳は以下のように処理しています。
・【月末発生時】(借方)役員報酬 45,000円 /(貸方)未払費用 34,138円、預り金(社会保険料) 10,862円
・【25日支払時】(借方)未払費用 34,138円 /(貸方)普通預金 34,138円
この結果、6月末の期末時点で「預り金」勘定に、預かりすぎた数円の残高が残ります。
■ 相談・質問事項
①そもそも健康保険料の総額が奇数になる場合、給与から天引きする際の端数処理(50銭以下切り捨て)に基づき、「法人が1円多く負担する(個人の負担は1円少なくなる)」という認識で相違ないでしょうか?
②過去の給与仕訳は修正せず、この預り金残高を抱えたまま第1期を締める方法で実務上問題ないでしょうか。
③第2期では、具体的にどのような処理(手取りへの上乗せ等)を行い、どういう仕訳を切れば、この預り金残高を綺麗に相殺(残高0円に)できるでしょうか。
アドバイスのほどよろしくお願いいたします。
税理士の回答
山本快夫
お世話になります。
①はい、給与天引きの場合は、そのご認識で正しいです。
②問題ありません。
③仕訳例となります。
預り金/会社座 数円
摘要欄:社会保険料負担分の是正精算
...的な内容を記載しておきます。
他の方のアドバイスも参考になさってください。少しでもご参考になれば幸いです。
ご回答ありがとうございます!
追加で確認させて頂ければ幸いです。
別途3円だけを個人口座へ返金振込するのではなく、実務の簡素化のため、第2期の任意の月の給与支給時にまとめて精算したいと考えております。
具体的には、その月の本来の手取り額(34,139円)に過大預かり分の3円を上乗せした「34,142円」を実際に個人へ振り込み、クラウド会計(freee)上で以下の仕訳を登録して相殺する計画です。
【第2期・精算月の月末発生時仕訳】
(借方)役員報酬 45,000円
(借方)預り金 3円(※前期の残りカスを相殺)
/(貸方)未払費用 34,142円(※3円上乗せした手取り額)
/(貸方)預り金 10,862円(※当月分の本来の社会保険料)
摘要欄:社会保険料負担分の是正精算
【翌月25日支払時仕訳】
(借方)未払費用 34,142円 /(貸方)普通預金 34,142円
■ 質問事項
会社から個人への直接の返金手続きを踏まず、上記のように給与支給額(手取り)に上乗せして複式簿記上で「預り金」を相殺消し込みする処理方法で、税務上および社会保険のコンプライアンス上、問題ないでしょうか。
実務的にこのルートで進めてよいか、アドバイスをいただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
山本快夫
はい、何の問題もございません。
会社から個人へ「給与支給とは別に」返金するか、「給与支給にまとめて」返金するか、の違いで、取引内容は同じとなります。
宜しくお願い致します。
本投稿は、2026年07月13日 19時36分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







