赤字について
赤字の定義がわからないので教えてください。
今年5月に個人事業を開業しましたが、来月末に廃業します。
開業にあたり、元入金を150万円準備し、預金しました。
これまでの売り上げは0円で、経費は50万円です。
預金は100万円残っていますが、それでも売り上げよりも経費が多いので、赤字ということになりますか?
税理士の回答
ご回答ありがとうございます。
税金の心配がないというのは、確定申告が不要ということでしょうか?
もしも廃業後の9月からバイトなどで給与を得て、年末調整をしてもらえなかった場合、自分で確定申告をすることになりますが、その際も、事業分の申告は不要でしょうか?
ご連絡ありがとうございます。
事業の他に収入がなければ、確定申告の必要はありません。
しかし、その後、アルバイトをして給与収入が生じ、なおかつ、年末調整されない場合は確定申告が必要になります。その際は事業所得も合わせて確定申告することになります。事業所得の損失であれば給与所得との損益通算が可能ですので、その方が得になると思います。
ご丁寧な説明をありがとうございます。
承知しました。
お忙しい中、ありがとうございました。

中野眞弘
赤字・黒字は事業の業績結果を示します。元入金や資産・負債の増減とは区別されます。収益(売上)-費用(経費)がプラスなら黒字、マイナスなら赤字となるため、売上0円で経費が50万円であるなら50万円の赤字になります。
中野先生もありがとうございます。
すみません、もう一つ教えていただけますでしょうか?
服部先生から、上記のように教えていただきましたが、廃業後のバイト先で年末調整をしてもらえることになった場合は、どうすればよろしいでしょうか?
事業収入がなければ確定申告は不要ということですので、そのままバイト先に給与分の年末調整をしてもらえばよろしいですか?
それとも今年だけ自分で確定申告しますと伝えて、事業分も含めて計上し、損益通算をする必要がありますでしょうか?
こちらの場合、今年中の給与の合計が事業の赤字額より多くても少なくても気にせずに申告すればよろしいでしょうか?

中野眞弘
バイト先で年末調整して頂いて大丈夫です。その上で、事業所得と給与所得を損益通算されたい場合はご自身で確定申告して頂いたらよいと思います。
給与の合計が事業の赤字より多くても少なくても損益通算により課税所得は減少しますので確定申告した方がお得です。
年末調整をした上で、さらに確定申告をして損益通算することもできるとは知りませんでした。
勉強になりました。
本当にありがとうございました。
本投稿は、2019年07月25日 18時18分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。