売り上げが少ないと、実際使った経費であっても、 認められない内容や金額が、あるのでしょうか?
オーナー(会長職で株主)と代表役員が自分の、役員2人だけの株式会社で、
雇われ社長をしてます。
今から8年前の、
初年度の決算期に、
その年に実際に使った交通費、ガソリン代、消耗品、文具類、接待交際費、運搬代などを全て計上しようとしたら、
実質の使用者である会社オーナー(会長職で株主)から、
「売り上げも少ないのにもかかわらず、全ての経費は認められない。」と厳しく言われ、
半分以上の経費を決算で計上させて貰えず、
初年度から年度末の間に使った経費のうち、その認められなかった分の金額を、私個人に弁償するよう言われました。
結果、自分にはそのお金がないので、自分への貸付として処理され、未だ残っています。
教えて頂きたいのは、
タイトルの通りなのですが、
売り上げが少ないと、実際本当にかかり、使った経費であっても、
経費として認められない内容や金額が、あるのでしょうか?
実は最近、辞職退社を申し出たのですが、『辞めるなら、それを払え」と言われてとても悩み困っています。
なるべく詳しく、わかりやすく、教えて下さいませ。
よろしくお願い致します。
税理士の回答

中島吉央
内容的に、弁護士ドットコムの方に、相談される方がよろしいのではないかと思います。

売上が少ないからといって、認められない経費はございません。
会社の設立、創業、運営に関わった費用は全て認められます。
全て認められるうえに、損失が生じた場合にその損失を翌年以降の利益と相殺する制度もあります。
今から8年前ですと、初年度に青色申告承認申請書を提出していれば、損失が生じても7年間は繰り越すことができ、利益が生じた事業年度にその利益と相殺することができます。(現在は制度が変更され、10年間繰り越すことができます。)
青色申告承認申請書を提出していなければ、その年の損失は翌年以降の利益と相殺することはできません。
ありがとうございます。
先ずは「売り上げが少ないと、実際本当にかかり、使った経費であっても、
経費として認められない内容や金額があるのか?」という、そもそもの疑問を、
税理士先生に伺い、理解した上で
そのご回答を元に、
弁護士ドットコムに、ご相談させて頂こうと思っております。
ご教授いただければ幸いです。
吉川友貴 先生様
ご回答ありがとうございます。
明確なご説明を頂けて、ありがたいです。
うちは初年度から株式会社です。
株式会社は全て青色申告だと勝手に思い込んでいたのですが…、
白色申告の可能性もありますでしょうか?
青色か白色かを確認するには、どうしたらよいでしょうか?

中島吉央
>「売り上げが少ないと、実際本当にかかり、使った経費であっても、経費として認められない内容や金額があるのか?」
詳細は見ていないので断定できませんが、上記の通りであれば、税務的にはないです。例えば、売上が少なく会社にお金がない場合は、役員が会社にお金を貸して(会社からすると、役員からの借入金)、そのお金を使って経費や人件費の支払いをすることは、中小企業では多いです。
この後は、質問者さんとオーナーとの対立ですので、弁護士に相談されるのがよろしいと思います。
中島吉央 先生様
ご回答ありがとうございます。
弁護士先生の相談してみます。

所轄税務署にお尋ねになれば、教えていただけます。
吉川友貴 先生様
早速、ありがとうございます。
確認してみます。

お役に立てて良かったです。
ご確認くださいませ。
本投稿は、2019年08月24日 12時43分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。