事業所の閉鎖について
勤務先が来年早々閉鎖されることになりました。営業は1月末まで、以降は残務処理となるそうです。
そこでお尋ねなのですが、欠損金が500万銀行からの借り入れが1500万円残った状態です。社長の意向としては「休眠会社」にしたいそうなのですが、残債があるのにそういった選択は出来るのでしょうか?
今後再開の予定は全くないそうです。決算報告書の提出は必要ですか?
全く分からないのでご教示頂きたいです。宜しくお願い致します。
税理士の回答

長谷川文男
非常に曖昧です。
一部の市町村(県)では、今後、再開しないことを条件に休眠として、均等割も課税しない取扱いをしています。ただ、法的根拠がありません。
税務署にしても、会社が存在する限り、毎期、申告書を提出する必要があります。ただ、何も売上げ等の収入がなければ、税金が発生しないので、当初は、申告書の提出を求めて催促されますが、無視していると、そのうち、そのままになってしまうのが実態です。
会社整理にはお金がかかりますし、債務超過であれば破産処理で裁判所が関与します。それを避けるため休眠状態にしているだけで、非常に曖昧な状態になるだけです。
なお、そのような会社は、たくさん存在していると思われます。
分かりやすい説明、ありがとうございました。
本投稿は、2019年10月10日 10時23分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。