期末決算の精算表の書き方について
今年開業し、確定申告に向けて勉強中の者です。
①貸借対照表の、貸倒引当金は見積もらなくても良いのでしょうか?
年末の時点で、12月売上分の売掛金が残っています。簿記の教科書では期末決算で貸倒引当金を見積もる流れになっていますが、個人事業で額も数万円と少ないですし、見積もらずに空欄にしても良いのでしょうか?
②期末決算で、消耗品費の未消費分を消耗品費(費用)から消耗品(資産)に振り替えると知りました。
仕事着を消耗品費として仕訳しておりますが、この場合「まだ来年も、恐らく再来年も着られるから」何%かを消耗品(資産)として振り替えなくてはならないのか、
「既に使用していて未使用ではないから」振り替えなくてもよいと捉えて良いのかどちらでしょうか?
③白色申告の場合、青色申告決算書の代わりに収支内訳書がありますが、この売上(収入)金額の明細に売上先ごとの売上金額を書かなくてはならないようです。
私はマッチングサイト上で契約した個人のお宅にベビーシッターに行っているため、売上先は厳密には個々のお宅です。ですが、そうすると売上先の数が膨大になってしまう上に、売上先としてお客様の個人名や住所を勝手に書くのも抵抗があります。
売上自体は売掛金としてマッチングサイトから翌月にまとめて振り込まれるので、この場合売上先もマッチングサイト名を書いて纏めても良いでしょうか?
こまごまとした質問で申し訳ありませんが、ご回答頂きたく存じます。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
税理士の回答

①税法上は、貸倒引当金を計上は任意とされ、計上する場合にも限度額が法定されておりますので、計上しなくても問題ないと思われます。
②既に使用している消耗品は、未使用ではありませんので、資産計上する必要はないもとのと思われます。
③マッチングサイトからまとめて振り込まれることと、個人情報の点も併せて考えると、マッチングサイト名でまとめて記載するのもやむを得ないかと思われます。
ご回答頂きありがとうございました。
以前も別の質問に的確にお答え頂き、今回もまた非常に助かりました。
正しく確定申告できるように努めます。ありがとうございました。
本投稿は、2019年11月24日 21時24分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。