でんさいについて
でんさいネットの導入を検討しています。
債権、債務の両方あります。
会計上の取扱について質問です。
売掛金、受取手形、買掛金、支払手形
会計システムを導入していますが、勘定科目を追加しそれぞれ管理する必要がありますか?当社としては、100%の切替は不可能なので、決算書だけで切り分けしたいです。
切り分け表示するのは、手形だけでよいのか?
税理士の回答
貴社が能動的にでんさいに出来るのは買掛金、支払手形の仕入債務だと思いますので、支払手形だけをでんさいにするのであれば、支払手形を電子記録債務に切り替えるだけかと思います。

でんさいを利用される場合は売掛金、受取手形、買掛金、支払手形とは区別して勘定科目を設定する必要があります。
売掛金の回収は「電子記録債権」、買掛金の支払いは「電子記録債務」という科目で処理します。
電子記録債権を譲渡された場合は、割引手形や裏書手形同様に注記が必要です。
よろしくお願いいたします。
現状は支払いのみを考えています。
例えばA社より仕入れ。仕入れ/買掛金となり、翌月支払手形により支払いで、買掛金/支払手形。
3ヵ月後期日引落で支払手形/現金。となると思いますが、通常はこの処理を実施。
決算月だけ、期日が到来しいない支払手形を電子記録債務として決算報告書に計上するということです。この処理でよろしいのでしょうか
でんさいの目的のひとつが支払手形の発行をやめて電子記録債務にすることかと思いますので、期末時点で保有する未決済支払手形を電子記録債務として計上する、ということがよくわからないのですが。
保有する、という記載は適切ではありませんでした。
発行済の未決済支払手形ですね。
勉強不足で申し訳ございません。
例えば月末に50社への支払いがあるとします。内訳は20社が現金。30社が支払手形。
ここまでの会計処理は仕入れ/買掛金。
そこで、手形30社のうち、20社がでんんさいに対応する会社だったとすると、
当社のほうで、この20社に対して発生記録の請求をすると。この段階で買掛金/電子記録債務
という仕訳がおこるという事でよいのでしょうか?
あとは、実際に支払いが完了するまで、電子記録債務という勘定が残るという。
決算月にだけ、この残高を電子記録債務で決算書に記載すればよいということでしょうか
>この段階で買掛金/電子記録債務という仕訳がおこるという事でよろしいでしょうか?
ご記載の通りです。
>決算月にだけ、この残高を電子記録債務で決算書に記載すればよいということでしょうか?
決算書は勿論ですが、期中の試算表も電子記録債務を利用すれば同様に勘定科目として表示すべきと思います。
本投稿は、2020年10月21日 22時00分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。